条件付き土地のメリット、デメリット
こんにちは。
先日から入院しているクマの愛車ですが、予想をはるかに超えて長引いています。
代車を借りているのですが、ガソリン代をケチっていたら…
ガス欠で止まっちゃいました!
幸いガソリンスタンドの入り口だったので、ガソリンスタンドのおいちゃんに助けてもらい事なきを得ましたが。
運転免許を取得して32年。初めての経験で、ましてや、ガス欠をしている人なんて一度たりとも見たことがない。
ここ最近で一番恥ずかしかった出来事で、とにかく笑うしかなかったクマです。
さて、今回は「条件付き土地」についてお伝えしようと思います。
土地探しをされている方であれば、必ずぶち当たる問題ですね。
条件付き土地というのは文字通り、その土地を購入するには条件がありますよ。って土地の事です。
その条件というのは、二つあります。
一つは、この土地にお家を建てるときは決まった会社で建ててね。
もう一つは、その会社と一定期間内(多くの場合3ヶ月以内)にお家を建てる契約をしてね。
っていう二つの条件になります。
つまり、決まったハウスメーカー様や工務店様でなければ、お家は建てることができない土地です。
そして、土地の売買契約をすると、3ヶ月以内に建物の請負契約をしないといけません。
このことを踏まえたうえで、メリットとデメリットを考えてみましょう。
メリット
まずは、メリットからです。
一点目は、お家を建てる会社が決まってますので、建築会社の選別をする必要がない。ということです。
お家を建てる会社様は決まっているわけですから選択の余地はないですね。
二点目は、立地条件が非常に魅力的なところが多いです。
これは住宅会社様も損をするわけにはいきませんので、人気のある土地を購入し販売するからです。
条件付きの土地を売り出しても、人気のない立地ではそもそも買ってくれる人がいませんよね。
逆に人気のある立地条件であれば、どの様なお家であっても売れやすいことになります。
三点目は、通常売り出されている土地よりも、少しだけ安価に設定されていることが多いです。
これは住宅会社様の戦略的要素が強いと思いますが、立地条件の良い土地を安くで売りだせば間違いなく購入してもらうことができます。
ちょっと嫌な言い方をすれば、土地売買で儲けなくても、お家を建てることで儲けることができればいいんですね。
メリットとすればこんな感じでしょうか。
デメリット
ではデメリットについて考えてみましょう。
当たり前ですが、メリットの反対がデメリットになります。
なので一点目は、自分の好きな住宅会社様でお家を建てることができない。
これは非常に大きいデメリットではないでしょうか?
パンフレットを取り寄せモデルハウスを見学し、とっても気に入った会社が見つかったけど…
となる感じですね。
二点目は、立地条件です。
資金に余裕のある会社様は、お客様が現れる前でも立地条件の良い土地は購入します。
また、他社様や不動産会社様と協力して魅力的な土地を造成したりしています。
なので、お探しになっている地区の売り出されている土地は、ほとんどが条件付き土地ではないでしょうか?
そして重要な三点目。
条件付き土地というのは、基本的に3ヶ月以内に決まった会社と建物の契約もしなくてはいけません。
これは決して余裕のある期間ではないんです。
そのため、多くの建築会社様は人気のある商品での標準仕様を決め、下手をすると間取りまで決まっています。
この標準仕様ってのは誰の標準なんでしょう?
お家を建てる人?お家を売る人?お家を見たい人?お家を見せたい人?
お家に住む人の暮らし方もわからないのに間取りが決まっているって?
日本の住宅の主流が3LDKやから、3LDKあればそれでいい?
スキップフロアがあるから、吹抜があるから、洗面と脱衣が分かれているから、玄関土間からキッチンに行けるから…
それでいい?
ってな事をガス欠の恥ずかしさの中で考えているクマです。
本当は他の事は考えられず、消えてしまいたい一心でしたが…
こんな感じで、条件付き土地ってのにはメリットもデメリットも存在します。
ほとんど毎回お伝えしていますが、どうしても売る側の人はメリットだけをアピールします。
でもその裏にあるデメリットというのも理解しておかないと、本当に満足いく買い物はできません。
デメリットを踏まえたうえで、メリットを選択する。
こうすると、後悔が減少します。
なのでクマは、メリット・デメリットを伝えるように心がけています。
ほな!また!