ロフトの注意点
こんにちは。
愛車の調子が悪く、とんでもなく長い時間の暖機運転が必要になっているクマです。
半年ほど前から原因も対策もわかっていたのですが、気づかないふりしてたら愛車自身も忘れるんちゃうかな?
なんて甘い期待をしてましたが、当たり前ですがやっぱり壊れちゃいました。
車が調子が悪くなったら、きちんと修理しましょう。
さて、今回のブログはロフトについてお伝えしようと思います。
ロフトってご存じでしょうか?
本来は屋根裏部屋って意味合いだったんですが、最近は天井を高くしてお部屋を2層(2階)にした上段部分をロフトと呼んでいます。
よく賃貸アパートなんかに、はしごで登る天井の低いベッドルーム(収納スペース)がありますよね。あれの事です。
クマはお家を計画する際に平家を基本として考えるのですが、ご要望を聞いていると平家希望でロフトが欲しいです。と、よくお聞きします。
なんでロストが欲しいの?って聞くと、多くの方が「開放感を得る」「収納率の増加」といったお答えが返ってきます。
確かにロフトを設置すると天井が高くなるので開放感は増し、お部屋が広く感じます。
また、ロフトを収納スペースとすると、収納量も増えますね。
でも、多くの方が忘れていることがあるので注意が必要です。
それは、どの様にしてロフトまで登るか。ということで、簡単に言うと階段の事です。
狭いお部屋、例えば6畳ほどの広さの子供部屋にロフトを計画すると、必然的に階段形状は「はしご」となります。
通常の階段を設置することも可能ですが、はしごに比べて通常階段は圧倒的にスペースを取ることになります。
広いリビングの上にロフトを計画したとしても一緒ですね。やっぱり階段スペースが必要になってきます。
そもそも開放感を得るためにロフトを計画したのに、現実的広さを圧迫する階段スペースが必要になるんですね。
「はしご」を選択した方がスペースの有効性は上がりますが、荷物をもってはしごを登れるでしょうか?
例えば、羽毛布団を持ってはしご登ります?
結構難題なんですよ。はしごでの上り下りって。
なので、階段形状の選択は注意しないといけない点です。
そして忘れがちですが、ロフトは床面積には算入されませんが、工事の必要な部分になります。
床面積として表れないだけで、2階の床を作っていることと同じですよね。
そうすると、お家の価格が高くなっちゃうことも注意が必要です。
一見するとロフトがないように見えるお家も多いですが、当然ながら費用は高くなっています。
このこともとっても大切な注意点です。
あとはやっぱり皆さん考える空調効率です。
ロフトがあると必然的に部屋の体積が広がりますので、エアコンなどの効きが悪くなります。
そのため、天井にシーリングファンの取り付けを検討することになります。
シーリングファンってのは、天井から吊るされているデッカイ扇風機の事なんですが、これが思っているよりも高額なんです。
多くの皆様は「高っ!」っていうと思います。
デメリットばかり書いてしまいましたが、上手に計画すると素晴らしく開放的なお家になることは間違いありません。
でもね、ロフトを計画する際にはいろいろと考える必要がありますよ。ってことを理解しておいてくださいね。
家造りで大切なのは、「したい事」は「できる事」なのか判断することです。
最初からあきらめる必要はありませんが、上記の注意点などがあることを忘れないでくださいね。
そんなこんなを含めて、一緒にお家造りを頑張りましょうね。
ってことで、今回はここまで。
ほな!また!