インスタでも人気!“洗面脱衣室”を分けるメリット・デメリット
こんにちは。
ゴールデンウィークは楽しまれましたでしょうか?
もう一月前の話ですが…
わたくし関西弁のクマはゴールデンウィークとして長期のお休みがあったにもかかわらず、色々あって一日たりともゆっくりできませんでした。
なぜなら、我が皇帝(奥様)のご実家でトイレの故障があり、皇帝から修理依頼の勅命を受けましたのですぐに取り掛かることに。
新しいトイレ部品を皇太后様(奥様のお母さま)が購入されていたのですが合わなくて取り付けられない。
商品の返品を願いでたところて新たな商品を購入となっちゃいました。
そして、なんとかトイレ改修を完了!
とホッとしていたのですが………なんと次の日にクマ家のトイレも故障!
わけわからん!
なんかずっとトイレ修理をしていたようなゴールデンウィークでした。
(クマ家のトイレ改修時にも色々とあって全然ゆっくりできなかったの)
もちろんですがクマ家のトイレはこんなにおシャレではありません…
突然ですが、洗面脱衣室ってどう思います?
洗面脱衣室というのは言葉のとおり洗面所と脱衣室が一緒になったお部屋のことで、洗面台と洗濯機が置いてあるお部屋のことですね。
少し前まではこの洗面脱衣室という考え方がスタンダードでした。マンションやアパートなんかでは今でも普通にありますよね。
この考え方が最近大きく変わってきました。
どんな風に変わってきたかというと、洗面台が置いてある洗面所は独立したお部屋としたい。
という要望が圧倒的に増えました。インスタグラムの影響も大きいかな?
実は洗面脱衣室というのはお家の中でも一番忙しいお部屋になります。
ざっと考えても、顔や手を洗う。歯を磨く。お化粧をする。身だしなみを整える。入浴の準備をする。入浴後には体を乾かす。洗濯をする。洗濯物を干す。さらには洗濯物を畳んだり、収納したり。
こんな感じで、とんでもなく役割が多いお部屋です。
そこで、多くの方が「分けたい」となるんだと思います。
一番ご要望の多い分けかたとして「洗面室」「洗濯室」「脱衣室」といった三つの部屋。
メリットは各部屋の空間が広がるので使いやすくなり、スッキリと整理整頓がしやすくなります。
また、プライバシーが守りやすくなりますね。
脱衣室に鍵を付ければ誰かが入ってくることもないですし、洗濯物を見られるタイミングも減ります。
こんな感じで各部屋が一つの役割になり独立することで使い勝手が増すことになります。
良いことばっかりですね。
ってな感じにはならなくて、やっぱりデメリットもでてきます。
単純にお部屋が分かれることで床面積が増えます。そして、建具(ドアや引戸)も増えちゃいますよね。
そして仕切るために壁が必要になります。
さらに忘れていけないのが、各部屋に行くための廊下が必要になってきます。
つまり床面積や建具、壁が増えることでの建築費の増加という大きなデメリットがあります。
そしてもう一つ大きなデメリットがあります。
脱衣室は当然浴室と繋がることになりますね。で、脱衣室から出る洗濯物を洗濯室に持ち運ぶのですが、遠いと嫌になりますよね。
ってことは浴室・脱衣室・洗濯室ってのは近くに設置したい!
そしてさらに洗濯室を作ったのであればクローゼットへの動線が便利な方がいい!となりますね。
つまり、もう一つのデメリットは各お部屋の関係性が重要になってくるので、間取りに制限がかかるという事なんです。
洗面脱衣室という考え方は、コンパクトにお家をまとめたい。といった要望から発生したと思われます。
なので、高額なお家なので少しでもコストを下げたい。といった際には有効な手段の一つじゃないでしょうか。
単純に別部屋とした方が便利でいい!
と決めつけるのではなくて、お家を建てるご家族の動きや考え方なんかも含めて決めていきましょうね。
ってことで、今回はここまで!
ほな!また!