寒くない?高断熱高気密住宅 | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

寒くない?高断熱高気密住宅

kikitsuHome Diary

こんにちは。
わが家の電子レンジがとんでもなく古く、熱量は低いし庫内が狭くて不便…
と思い始めて十数年。
わが皇帝(奥様)の意見をお伺いしたところ同意見だったので、積極的にプレゼンするも「壊れてないから不要」と却下され続けていました。

ところが突然!
皇帝自ら「電子レンジを調達に行きます! ただし!わが家には一番安い電子レンジと普通のトースターがあれば十分!!」との宣言がありました。

安い電子レンジは庫内も狭く熱量も低いのではないのでしょうか…?
といった疑問はなかったことにし、いざ電気屋さんへ。

………なぜだ…?
なぜ価格が上位3位の高級電子レンジ購入になるんだ…!?
ってことで、わが家に10数年ぶりに高級家電がやってきました。

画像はPanasonicのHPから拝借いたしました。

高級電子オーブンレンジを使用したわが皇帝の第一声
「なんや使い方わからんからオート温めだけでいいか」
………
そんなお正月休みを過ごした関西弁のクマです。

さて、今回のブログは高断熱高気密住宅は寒いのか?ってことについてお伝えしようと思います。

高断熱高気密

高断熱高気密と聞くと、冬は暖かく、夏は涼しい、ってイメージありますよね。
でもね、実は高断熱高気密住宅のお家を建てただけでは室内は温かく(涼しく)なりません。
もちろん外気温が室内に伝わりにくくなるのですが、温かくなるわけではありません。
つまり、ほっといても温かくはならないんです。

高断熱高気密住宅というのは、ポット(魔法瓶)の様な感じです。
いくら高級なポット(魔法瓶)でも、時間が経てば熱湯でも水になっちゃいますよね。
お家も一緒で、室内の温度は時間が経てば変化があるんです。

喜々津ホームのお客様ではないのですが、高断熱高気密住宅で有名なメーカーでお家を建てた方のSNSに「寒い」とありました。
その方は家の中で暖房器具を使用されておらず、寒いと文句が書いてありました。
当たり前のことなんですが、高断熱高気密住宅であれば暖かい(涼しい)というイメージが浸透してしまった弊害ですね。

メリットなんやけど

高断熱高気密住宅の最大のメリットは、外気温が室内に伝わりにくいという事です。
つまり、室内の少しの熱源でも暖かくなるのが早くて長持ちします。
こういった理由から「エネルギー効率が良い」と言ったり「省エネ住宅」なんて言われるんですね。

あと、いくら高断熱高気密住宅といっても空気の流動の必要性は出てきます。
例えば、LDKのエアコンで暖房をいれていても、廊下や建具によってふさがれているお部屋は寒くなります。
また、空気の流動を起こすためにサーキュレーター等を利用することもあると思うのですが、この場合肌寒く感じることもあります。
お家の外に出たときに昨日と同じ気温のはずなのに、風がある日はより寒く感じますよね。
それと一緒です。

まとめ

高断熱高気密住宅のメリットが、違った感じで浸透しているように感じます。
ちょっとしたズレですが、生活していると「?」となりがちです。
それらのことを含めてお家の計画をしていきましょうね。
もちろん、クマも気を付けてお伝えしていきます。

ってことで、今回はここまで。
ほな!また!

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