注文住宅の本体価格って?
こんにちは。
ゴールデンウィーク期間中やろうと思ったことを一つもやらなかったクマです。
こんなグウタラ感が、彼女にも影響を与えたんでしょう…
本当に柴犬なんでしょうか?
遺伝子的には最もオオカミに近いといわれているのに、この警戒心のなさ…
まるで自分を見ているようです。
さて、今回は注文住宅の本体価格についてお伝えしようと思います。
実は先日、お客様から「喜々津ホームとA社様の見積もりを比べたところ、床面積はほぼ同じなのに喜々津ホームの本体価格の方が〇万円高い。」との指摘を受けました。
で、色々とお話をさせていただいたところ…
喜々津ホームの本体価格とA者様の本体価格とは大きく違うところがあったんです!
本体価格の正体
他社様との違いを簡単に言うと、本体価格に参入している項目(工事内容)が違う。
ってことなんです。
例えば、喜々津ホームの本体価格には「屋内給排水工事費用」や「廃材処理費」、「工事管理費」などが含まれているのですが、A者様の本体価格には含まれておりませんでした。
A者様の場合だと、付帯工事費用の中に算入されて本体価格とは違う項目で表されていたんです。
結局、どちらの会社でお家を建てても必要な費用なのですが、表現の仕方が違うってことなんですね。
これらのことは、誰が悪いとかってことではありません。
覚えておいてほしいのは、お家を建てる会社によって本体価格に含まれる工事が変わるんです。
つまり、色々な住宅会社様との比較しようと見積書を見ても、比較できる内容になっていないんです。
これはものすごく注意が必要です。
安いと思っていたのに、安くなかった。ってことは、新築工事ではよく聞く話です。
ちなみに、お客様が先のA者様の見積もりを精査して喜々津ホームと比較したところ、喜々津ホームより高額になったそうです。
気を付けてくださいね。
せっかくなので、見積書に関してもう一つ注意点をお伝えしますね。
予算取りという考え方
新築工事の見積書の中には、予算取りとして計上されている項目があると思います。
例えば、「外構費用」や「照明器具費用」、「地盤改良費」なんかがそれにあたるのではないでしょうか。
これらの費用というのは、新築工事請負契約をする際に確定した内容でないことが多いです。
つまり、照明器具をつけることは当たり前やけど、どの部屋にどのような器具を取り付けるかは決まっていない。
という状態になります。
また、地盤改良費にいたっては、自分の土地にならないと基本的に地盤改良が必要かどうかの調査することができません。
土地を買うことは決めているけど、まだ自分のものにもなっていない土地に、機械でグリグリ穴を掘る工事(地盤調査)なんてできませんもんね。
また、地盤調査するには建てるお家が決まってないといけないんです。
じゃないと、お家が立たない部分に穴を掘って地盤が頑丈か調べても意味がないですもんね。
こんな風にどうしても、予算取りという考え方で計上せざるを得ない項目があるんです。
ここで注意が必要なんです。
例えば、どれぐらい予算を計上するかは住宅会社の感覚によります。
つまり、安く見せようと思えば、それらの項目費用を安価に設定すればいいんですね。
工事請負契約後、アップさせればよいのですから。
まとめ
こんな風に住宅会社さんによる見積書ってのは、あまり比較することにむいてないんです。
お客様をごまかそうと思っているわけではないのですが、どうしても住宅会社それぞれの考え方が見積書に反映されるんです。
それを逆手に、お家の値段を安く見せる会社も存在しますが…
見積書をもらって比較することよりも、どんなお家が建てられるのかを比較したほうがいいと思います。
もちろん費用も大切ですが、安価であることだけが良いことではありませんもんね。
ってことで、今回はここまで!
ほな!また!