パッシブデザインとは?ー前編ー
こんにちは!
喜々津ホームの末次です。
あっという間に梅雨が終わり、毎日毎日暑すぎますね。
クーラーをガンガンに効かせたいところですが、電気代も気になるし…
そんな時期にこそ活躍するのが、パッシブデザインです。
パッシブデザインとは?
「パッシブデザイン」という言葉、聞いたことがありますか?
せっかくお家を建てるなら、エネルギー効率や快適な住環境は重視したいですよね!
パッシブデザインとは、
自然の力を最大限に活用して、冷暖房の使用を減らし、快適な室内環境を実現するための設計手法です。
これを取り入れることで、エネルギー消費を抑えながら、
心地よく過ごせる空間を作り出すことができるんです!
そして、このパッシブデザインを最大限に活かすことができるのが、フルオーダー住宅。
今回は、パッシブデザインの基本要素を紹介しながら、
フルオーダー住宅だからこそできるパッシブデザインの魅力について詳しくご説明していきます。
パッシブデザインの基本要素
パッシブデザインを実現するためには、いくつかの基本的な要素を取り入れることが重要です。
それぞれの要素をうまく組み合わせることで、家全体のエネルギー効率を高め、快適な室内環境を作ることができます。
ポイントは大きく4つあります。
①日射利用
冬の日差しを取り込んで室内を温め、夏は日差しを遮ることができる窓の配置が大切です。
南向きの大きな窓を設け、冬は太陽光を最大限に取り入れ、夏は庇(ひさし)を使って直射日光を遮る。
これにより、冷暖房の使用を抑え、エネルギー効率を高めます!
②断熱性能
断熱材や高性能な窓を使うことで、外部の温度の影響を最小限に抑えることができます。
高い断熱性能があれば、冷暖房を使う頻度が少なくなり、夏も冬も快適な室内環境が保たれますよね!
③自然換気
風の流れを活かして室内を自然に換気することで、
エアコンや換気扇に頼らずに新鮮な空気を取り入れることができます。
窓の配置や家の形状を工夫することで、風がスムーズに流れ、暑い夏でも涼しく過ごすことができます。
フルオーダー住宅では、家全体の動線や窓の位置を自由に設計できるため、自然換気の効果を最大限に引き出すことができるんです!
④熱負荷管理
冷暖房の負担を減らすためには、室内の温度変化を抑えることが大切です。
壁や屋根に遮熱性能の高い材料を使うことで、室内温度が外気に影響されにくくなり、常に快適な温度を保つことができます。
これにより、冷暖房の使用を最小限に抑えることができ、光熱費の節約にも繋がります。
フルオーダー住宅だからこそできるパッシブデザインの実現
これらのパッシブデザインの要素をしっかりと活かすためには、一軒一軒の家に合わせた設計が求められます。
喜々津ホームでは、それぞれの敷地環境を読み解き、しっかりとヒアリングをして、
お客さまがいつまでも快適に過ごせるお家づくりをしています。
これはフルオーダーだからこそできることなんです!
次回の後編では、実際にフルオーダー住宅でどのようにパッシブデザインが実現されているか、具体的な事例を交えてさらに詳しくご紹介します。
どうぞお楽しみに!