室内建具の注意点 ②引戸
こんにちは。
我が皇帝(奥さん)から
来年の3月に東京旅行に行きますので愛犬プリンさんと留守番よろしく!
と宣言された関西弁のクマです。
クマとプリンさんが旅行者の数に入ってないのはなぜでしょう…?
皇帝が仰るには上皇様(奥さんのお母様)と一緒に買物三昧が目的との事です。
買物三昧って…
まぁ旅行を楽しんでいただければそれでいいんやけどね。
さて、今回のブログは以前の続きで、室内建具の注意点をお伝えしようと思います。
前回は「ドア(開き戸)」について書きましたので、今回は「引戸」についてです。
引戸
引戸っていうのは、壁に沿ってスライドしながら開閉する建具のことをいいます。
基本的には床に溝(レール)があって、その上をタイヤ付きの建具がスライドして開閉します。
でも最近は、スッキリ見せたりお掃除が簡単ってことでレールが上についている上吊タイプが増えています。
喜々津ホームでも、標準的に上吊引戸を採用しています。
3枚扉がある引戸(引違戸)が閉まった状態
3枚扉がある引戸(引違戸)が開いた状態
メリット
引戸のメリットといえば、狭い場所でも使用することができることが一番ではないでしょうか。
壁に沿って動くので、廊下やお部屋にはみ出ないってことですね。
また、バリアフリーに向いているというのもメリットだと思います。
扉を開閉するために人が後ろに下がったり、横にずれたり移動する必要がありません。
お年を召した方やお子様、車椅子を使用されている方でも軽く扉を開閉できるってことになります。
デメリット
反対にデメリットを挙げると、ドアに比べると引戸は気密性が悪いので遮音性や防音性が劣ります。
簡単に言うとドアより隙間ができやすいってことです。
そして概ねですがドアよりも高額になることが多いです。
レールが必要になるので、金物で開閉しているドアよりも…ってことになりがちです。
また、そのレールが汚れやすいのもデメリットになりますね。
壁に沿って動くので、その部分にスイッチやコンセントが設置できない。ってのもデメリットかな。
まとめ
こうやってみると、ドアも引戸もメリットデメリットがあることがわかりますね。
トイレには引戸がいい!とか、子ども部屋はドアが!
といった先入観で決めちゃうとうまくいかないことが多いです。
例えば、トイレは引戸の方が出入りしやすいから!と思い込んで設置すると、音が気になる。ってなことになりかねません。
家造りする際は、人の動きや利用方法、間取りなどを考慮して考えましょうね。
ってことで、今回はここまで!
ほな!また!