コンパクトなお家は狭くない! | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

コンパクトなお家は狭くない!

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皆さん、こんにちは。
最近奥様がAmazonプライムに入会し、無料動画を楽しんでいたのですが、クマは利用方法がわからず、怖くて手が出せませんでした。
でもね、休日にピコピコとボタンを押してみたところ、見事Amazonプライムに突入!

おぉっ!
なんやわからんけど、色々見れそうや!!

って、テンション上がったのですが…
どれが無料でどれが有料なのかがさっぱりわからず、やっぱり恐ろしすぎて取り敢えず即終了とした関西弁のクマです。

現在は、奥様からの手ほどきを受け、無事見れるようになりましたが…

さて、今回は、コンパクトなお家というのは、どの様なものかをお伝えしたいと思います。

コンパクトなお家

コンパクトなお家と聞いて、皆さんはどのような印象を受けますか?

小さいお家?
我慢を強いられたお家?
お金がない人のお家?
のびのびできないお家?
などなどが、あると思います。

こんな風にお家の場合「コンパクト」と聞くと、あまり良い印象がないんやないでしょうか。

でもね、クマがいつも書いている「コンパクトなお家」というのは、無駄を省くことで生まれてきます。
つまり、無駄が削ぎ落とされて、洗練されたからこそコンパクトになったお家をお勧めしています。

畳数

お家の事を考える時に皆さんは、まず、お部屋の畳数(広さの事ですね)を基準に考えていくと思います。

例えば、お子様の部屋は6畳必要。とか、LDKは20畳以上ないと狭い。と、いった感じです。
実は、この畳数を基にお家を計画していくと、間違いなくデッカイお家になってしまいます。

畳数というのは、お部屋の広さの目安になるのですが、これが独り歩きしているところがあります。
先にも書いた、お子様の部屋は6畳必要といった感覚は、誰にでもありますね。
でもね、このお子様の部屋は、本当に利用頻度が高いお部屋なのでしょうか?

お子様が小さなうちは、昼間はLDKでお父様やお母様と一緒に過ごし、一緒に就寝しますね。
その間、お子様の部屋は「空き部屋」です。
お子様が大きくなって、プライバシーを確保したくなった頃には、クラブ活動が始まったり、お友達と遊ぶ時間が大切になります。
つまり、お子様の部屋は、基本的に「寝る」部屋になり下がります。

お子様の部屋に必要な広さを考えてみましょう。
ベッドが約1畳、勉強机が約0.75畳、勉強するための椅子が0.5畳となります。
それに、お子様がゴロ寝するスペースが約1畳とすると、合計で3.25畳で良いことになりますね。
これは極端ですが、必要な広さを計測すると、6畳は必要でないことがわかると思います。

で、長々と書きましたが、お子様の部屋は3.25畳でよい!
なんて言うつもりはないんです。
将来を見据えた使い方でお部屋の広さは決めないと、無駄に広い部屋が必要になっちゃうんです。
その原因は、思い込みです。
お子様の部屋は6畳無いと狭い!と、皆さん思い込んでるんです。

この思い込みこそが、お家を無駄に広くする最大の原因です。

開放感

でも、狭い部屋で窮屈に生活するのは嫌だ!
と、皆さん考えると思います。

そこで、考えないといけないことが、お部屋の開放感です。

開放感があるお部屋と、無いお部屋では、感じる広さが全く違います。
当然、開放感がある方が、お部屋は広く感じます。

では、どの様にして開放感を得ればよいのか?

多くの住宅会社さんは、天井を高くすること考えます。
実際に、最近のTVCMなんかにもありますね、天井が高いことを売りにしたCMが。

でもね、基本的に人は、天井が低い方が落ち着くらしいです。
腰を屈めるないといけないほど低いと困りますが、高い天井はリラックスするのに向かない傾向にあるそうです。
ヨーロッパの有名な建築家さんは、人が手を挙げた高さが最も美しい高さである。と言ってます。
確か、2m26cmやったかな?

開放感を得るのに、天井を高くすることも一つの方法です。
2階建の場合やと吹抜けにすることや、平家でも天井を勾配天井にしたりすることで、天井を高くすることが可能です。

でもね、一番簡単なのは、窓を大きくすることです。
窓を大きくすることで、圧倒的な開放感が得られます。
そうすると、当然、お部屋も広く感じます。

でも、お子様の部屋から全部の部屋の窓を大きくすることは難しいですよね。
なので、お家のメインとなるLDKの窓を大きくします。
そうすることで、お家全体が広く感じるようになるんですね。

そして、もう一点。
お部屋をスッキリ見せるようにするんです。
抽象的で難しいですが、あまりお部屋のデコレーションをしないといった方がいいでしょうか。
スッキリすると視覚的刺激要素が減り、お部屋が広く感じるんです。

こんな風なアイデアで、お家を広く感じるようにPlanしていくと、無駄にデッカイお家にはならないんですね。

まとめ

コンパクトなお家は、確かに広くはありません。
でもね、広くない。と言っても、固定観念に基づくと広くないという事なんですね。
なので、実際にコンパクトなお家を建てたとしても、決して狭苦しいお家になる訳ではないんですね。

もちろんこれには、色々な事を踏まえた上でのプラン設計が必要です。
そのためには、しっかりした設計士さんにプランを計画して頂く必要があるんです。
決して1日2日で出来上がるようなプランでは、この様にはなりません。

そして、コンパクトなお家を建てる事で建築費用が抑えられ、未来にも余裕が出てくるんですね。

コンパクトなお家やけど、暮らしやすく建てる。
これが、一番いいお家だと思います。