平屋のお家は高いのか?
皆さん、こんにちは。
先日の夜中、長崎市で雨が降り、雷がゴロゴロなっていたのですが、いつもの如く我が家の「デカ柴”ぷりん”モフ美」がパニック状態に陥ってくれました。
何をどうしたらそれほどまでに震える?
っていうぐらい、身体全身で恐怖を表現するんです…
携帯電話の着信機能でも、埋め込まれてるんやないのか?
ってぐらい震えまくります…
さて、今回のブログは、平屋のお家は高いのかどうかをお伝えしようと思います。
同じ広さなら…
同じ広さである2階建のお家と平屋建てのお家では、皆さんご存知だと思いますが、平屋建ての方が高くなります。
これは色々な要素が関係してくるのですが、例えば、屋根の面積を考えただけでも違いますね。
1階15坪で2階も15坪の総面積30坪のお家は、屋根の広さも15坪でできちゃいますね。
でも、これが同じ総面積30坪の平屋やと、30坪の屋根の広さが必要になってきます。
単純に2倍の屋根が必要になっちゃうことになりますね。
そうすると、当然お家の価格も上がってしまう…ってことになります。
こういった事から、平屋のお家は高いと決めつけられてきましした。
でもね
考えてみましょう。
屋根の広さや基礎の広さが2倍になっても、屋根や基礎の価格は2倍にはなりません。
この辺の事は感覚でお判りいただけるでしょうか?
材料は確かに2倍近く必要になるのですが、手間や準備にかかる費用などは2倍にまでならないんですね。
極端に言うと「ついで」にやってもらえる事があるからです。
まずこういった事があることを覚えておいてくださいね。
更に、2階建てにあって平家に無い物があります。
「階段」ですね。
階段っていうのは、概ね、1坪(2畳)必要です。
そして、床面積を計測するうえで、通常は1階にも2階にも算入されることになります。
ってことは、2坪(4畳)が計算上算入されるという事なんですね。
つまり、平屋にするだけで、2坪面積が減るという事なんです。
そして更に、減る物があります。
それは「廊下」です。
基本的に2階建ての2階部分には、寝室やお子様の部屋が配置されると思います。
そうすると、当然ながら階段で2階に昇って直ぐに個室。
って訳にはいかないので、各個室を繋ぐ「廊下」がひつようになってきちゃいますね。
更に、ベランダなんかに繋げようと考えると、廊下ってのは相当の面積を有することになります。
例えば、各個室の出入口には必ず0.5畳廊下が必要です。
当然ですね、出入口に立たないといけませんから。
一般的なお家の場合、2階には主寝室、お子様の部屋2室、ベランダがあるのではないでしょうか。
そして、当然階段を昇り切った部分にも廊下が必要ですので、
廊下の面積=主寝室+お子様の部屋*2+ベランダ+階段
となり、2.5畳は必要になる計算です。
平屋にすれば、この廊下部分が不要になる。
という事はないのですが、限りなく0に近くすることは可能なんです。
アイデア
間取りプランをじっくり考える事で、上の廊下を無くすことができるんです。
簡単に言うと、LDKから各個室に出入りできるように計画すると、廊下なんて必要なくなるんですね。
まず間違いなく「廊下」が欲しい!
と言って、お家造りする人はいないと思います。
だって、廊下って人が通るだけで、何も使わない空間ですもんね。
でも、考えなしに計画すると廊下ってどんどん増えていくんです。
単純に、上の例で2階にトイレが欲しい!
って要望すると、トイレに必ず廊下0.5畳が付いてきます。
そうすると、トイレの広さだけではなく、廊下の面積も広くなっちゃいます。
「廊下」にも建築コストは、絶対にかかります。
でも、廊下が欲しい!という人はいないんですね。
なので、いかに廊下を排除しようか考えながら、間取りは考えないといけないんですね。
まとめ
同じ広さのお家であれば、平屋建てが高いのは事実です。
ですが、間取りの計画によって無駄を省くことで、2階建てと同じ居室空間を保ちながら、家全体の広さをコンパクトに仕上ることができるんです。
そしてこれは、建築費用を下げる事に繋がるんですね。
そうすると、2階建てのお家と変わらない金額で平屋が建てる事ができるんです。
多くの皆様が、2階建よりも平屋が良い!
とお考えですが「平家は高い」と思い込み、断念していると思います。
上手く間取りの計画をすれば、決してそんなことはありませんよ。
もし気になるようでしたら、クマを訪ねてきてくださいね。
ってことで、今回はここまで!
ほな!また!