土地の価格査定① ~不動産豆知識3~
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飽きちゃった
やっと、不動産の登記(土地)編が終わりましたねぇ。
実は、まだまだお伝えしたい事は山ほどあったんですが…
なので、今回からは不動産の登記(建物)についてお伝えしましょう!
って思ってたのですが…
私自身が飽きちゃった…
疲れちゃった…
だって、「登記」のことって、お伝えしたい事や、お伝えしないといけないことが、いっぱいあるんだもん!
ってことで、不動産の登記(建物)編は、いずれお伝えしましょう。
なので!
今回は、趣を変えて「土地の価格」についてのことをお伝えしちゃおうかと思います。
土地の価格についての第一弾として、今回は「土地の価格査定」についてだ!
不動産の価格査定
価格査定ってのはね、
「この不動産は、いくらぐらいなら売れるかなぁ?」
ってことを、いろんな資料を基に検討することなんだよ。
なので最終的には、
「この不動産は、〇〇〇万円で売れます!」
ってな感じで完結することになります。
ここで、大事なのは不動産屋さんが行う「価格査定」ってのは、売れそうな価格を決めるってことなんです。
よく似たものにね、「不動産鑑定」ってのがあります。
これはね、その不動産の価値を、色んな決まりごとの中で鑑定していき不動産の価値を決めるってことになります。
上手く伝えられないけど、「査定」と「鑑定」は違うってことは覚えといてください。
一般的に、不動産査定は無料やけど、不動産鑑定は優良になってます。
で、鑑定は「不動産鑑定士」さんしかできない業務なんだよ。
定価
ブログで何度もお伝えしてると思うけど、不動産には「定価」ってものがないんだよ。
「定価」ってのがあると、売主さんも買主さんも簡潔に考えられるんだけどねぇ。
「定価」が存在しないことで、面白い現象が起こります。
それはね、時代によって価格に差が出てくるってことです。
つまり、同じ土地でも時代背景によって価格が変わっちゃうんですね。
バブル全盛のころは、ビックリするぐらい土地の価格ってのは高かったんですよ。
もう知らん人の方が多いやろうけど…
差が激しいところでは、今の価格の10倍とか20倍の価格やったって所もあるんだよ。
不動産って、動かない産物って書くのに値段が変わるってのもねぇ…
ず~っと一緒のところに住んでるのに、価格が上がったり下がったり。
この価格が上下することで、税金も上下するから困ったもんです。
基準を決めちゃいましょう
で、上でも書いた税金を徴収する時に、基準ってもんが必要になるでしょ。
基準がないと、
「隣の土地は税金1万円やのに、なんでうちは10万円やねん!
おかしいやんけ!」
ってことが起きちゃいますね。
でもね、基準がちゃんとあれば、
「隣の土地は不便で価値が低いから1万円で、うちは便利で価値が高いから10万円か…
納得はいかんけど、我慢しとこかい…」
って感じで、納得せざるを得なくなりますね。
そんな感じでできちゃったのが、「公示地価」や「基準地価」、「路線価」なんかなんです。
これらはね、国や都道府県なんかが基準としている不動産の価格なんだよ。
まぁ、本当の詳細は、こんな理由で出来た訳ではないんですが…
雰囲気はこんな感じです。
雰囲気が大事!
公示価格
公示価格ってのはね、国土交通省が、全国の基準となる地点(標準地って言います。)を決めて、毎年1月1日時点での1㎡当たりの価格を公示(公表)している価格のことなんだよ。
簡単にいうと、国土交通省が出してる土地の価格ってことですね。
なので、一番信用できる価格ってことになるかな。一般的には。
標準地ってのも、色々悩んでその地域の標準的な土地だってことで選別しています。
つまり、めちゃめちゃ小さな土地や、めっちゃ不細工な形の土地やと標準にならないんですね。
あくまでも、その地域の普通の土地、一般的な土地、標準的な土地を選びます。
でね、その標準地の価格を判定していくわけですが、ここに先程登場いたしました「不動産鑑定士」さんが登場です。
この「不動産鑑定士」さん二人以上が標準地の鑑定を行うんです。
そして、その鑑定報告を精査して、標準地の公示価格を決定していくんですね。
この公示価格ってのはね、国公認やから、用地買収の際の価格の基準に使ったりしてるんだよ。
それとね、後で書くけど「路線価」って価格の基準でもあります。
あれっ?
また気が付いたら、長い文章をダラダラと書いちゃった…
う~ん…元がおしゃべりさんやから、これは解決できない問題なのかも!
スタッフの皆さんから、きっとおしゃべりなオッサンってバカにされてるんでしょうねぇ。
ナッハッハッ!こまったもんだ…