かゆいところに手が届く、造作棚の魅力
インテリアショップや通販サイトなどで家具を見ているとき、「もうちょっと、ここがこうだったらいいのに…」と思ったことはありませんか?
たとえば、
「あと20cm幅が広ければ、大きいテレビを置けるのに」
「棚同士の仕切り板が邪魔なんだよな」
「あと2cm小さければお気に入りの雑誌が入るのに」
などと感じた経験は、きっと一度や二度ではないはず。
そんな家具の“おしい”部分をまるっと解決できるのが、『造作棚』です。
既製品のような『置き家具』とは違って、大工さんが内装をつくるときに建物の一部として施工します。
そんな造作棚の魅力は、主に2つ。
まず1つ目が、設置場所やサイズの自由さです。
そこに収納したいものの大きさ、形、量に合わせた棚をつくるので、「思ったのと違った」「入らなかった」という心配はありません。
シンデレラフィットを前提につくりあげます。
そして2つ目が、デッドスペースができないこと。
既製品の家具は、配置するときに部屋の隅や家具同士の隙間にデッドスペースができることがよくあります。
スペースがもったいないのはもちろんですが、あまり見栄えもよくないですよね。
そんなときも造作なら、設置スペースに合わせたものをつくるので、デッドスペースが生まれる心配はありません。
デッドスペースとなりやすい場所を、収納として活かすこともできます。
しかし造作の魅力を引き出すには、事前のプランニングがとても大切です。
「ここにあったら便利そうだよね」となんとなく造作棚をつくると、いざものを置こうとしたときにサイズが合わなかったり入りきらなかったり、ミスマッチが起こります。
だから造作棚は、“ただつくればいい”という単純なものではないのです。
ビジネスシーンでもよく耳にする、
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(だれが)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
の5W1Hが、とても大切です。
とはいっても、決めるべきことが山ほどある家づくり。
「造作棚だけにそんな時間をかけられない」と焦る気持ちも出てくると思います。
喜々津ホームでは、ヒアリングを通して知ったお客さまのライフスタイルや趣味、価値観などをもとに、5W1Hを反映した造作棚をプランニングいたします。
“かゆいところに手が届く”
日々の暮らしがちょっと便利になるような、そんな造作棚を提案できたらいいなと思います。