仲介手数料について① ~不動産豆知識3~ | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

仲介手数料について① ~不動産豆知識3~

kikitsuHome Diary

久しぶり!

お久しぶりの不動産豆知識です。
ホンマはね、この不動産豆知識こそがクマのブログやと思ってるんやけど…

さて、今回はお金の話!
っていうか、基本的に不動産のお話しにはお金が付いてきちゃいますね。
あまり、お金の話は好きやないんやけど、大切なことやから仕方がない!

仲介手数料

仲介手数料ってのはね、不動産を売買したり賃貸したりした時に、不動産屋さんに支払う手数料(お金)のことをいいます。
簡単にいうと、売主さんと買主さんを繋げたご褒美って感じですね。
(喜々津ホームのブログなんで、土地の売買を基本にお伝えしますね。)

あとね、仲介手数料ってのは成功報酬なんだよ。
つまり、不動産の売買または賃貸の契約が「成立」して初めて発生することになります。
なので、一生懸命売ろうと頑張っても売れなかったり、買おうと探しまくっても買えかったりすると、不動産屋さんはお金がもらえないの。

ちなみに、土地の売買価格には消費税ってかからへんねんけど、仲介手数料にはかかっちゃいます。
何でもかんでも税金って取られちゃいますね。

知らん人も多い

仲介手数料ってのは、買主さんだけやなくて売主さんも支払うもんなんだよ。

売主さんは、不動産屋さんに
「買主さんを見つけてくれてありがとう!」
ってことで、仲介手数料を支払います。

買主さんは、不動産屋さんに
「土地を見つけてくれてありがとう!」
ってことで、仲介手数料を支払います。

買主さんからすると、売主さんと不動産屋さんって同じ様に感じるから、多くの人が、お金が発生してるって思いつきもしない人が多いんです。
まぁ、買主さんも支払ってるってことを知っておく必要はないんやけどね。

ただ、後でお伝えする不動産屋さんの考え方に影響がでるんです。

片手と両手

買主さんは、土地を探してくれた不動産屋さんに仲介手数料を支払います。
売主さんは、買主さんを探してくれた不動産屋さんに仲介手数料を支払います。
こんな風に、不動産屋さんに仲介手数料って支払うことになるんですね。

さて、ここで買主さんが頼んだ不動産屋さんと、売主さんが頼んだ不動産屋さんが一緒の場合はどないなるんでしょう?

正解は、一つの不動産屋さんが、売主さんからも買主さんからも仲介手数料を貰うことになるんだよ。


こんな風に買主さんからも売主さんからも仲介手数料を頂ける状態を、不動産屋さん達は「両手」って言います。

で、売主さんと買主さんが別々の不動産屋さんに頼んでた時には、それぞれから仲介手数料を貰うことになります。


こんな風に売主さんは「売っちゃってください!(買主さんを見つけて)」って頼んだ不動産屋さんに、買主さんは「土地を探して」って頼んだ不動産屋さんに仲介手数料を支払うことを、不動産屋さん達は「片手」って言います。

不動産屋さんを中心として考えた言葉ですね。なんか嫌な言葉でクマは好きくないです。

不動産屋さんの本音

仲介手数料を両手でいただけるってことは、単純に2倍になるわけやから不動産屋さんの本音は、売主さんも買主さんも自分で見つけたい!
ってことになるんですね。
これは、しょうがないですね、儲けを無視してお仕事はできないから…

でもね、この「両手」が欲しいがために、情報出さない不動産屋さんって多いんですよ。

これが問題!
情報を出さないってのは、売主さんから頼まれているのに広く宣伝をしないってことです。
つまり、その情報を多くの人が知らない状態になっちゃうんです。
これって、売主さんにとっては損ですよね。

反対に、買主さんから頼まれてるのに色々探さずに自分のところの物件だけを勧めてくる。
これも買主さんの情報が外に出ないですね。
やっぱり、買主さんにとって損になっちゃいます。

こんな風に、不動産屋さんが「両手」を求めすぎて、売主さんや買主さんに損をさせる事があるんです。
売主さんや、買主さんには全然関係ないのにね。

でも、不動産屋さんの本音ってのは「両手」で仲介手数料を頂くことです。

見分けるコツ

「両手」だけを考えている不動産屋さんの見分け方ってのがあります。

売主さんの場合、不動産屋さんが全然宣伝してくれない。
つまり、たっけんくんやアットホームなどの有名なサイトに登録してくれなかったり、チラシや広告を出さなかったり、現地に売地って看板を建てなかったりします。

買主さんの場合、不動産屋さんが全然探してくれない。
希望の土地の条件を言っても、全然違う土地を紹介したり勧めてくる。
つまり、色々な物件を探していないんですね。
自分が管理している物件で、済ませようとするんです。

こんな不動産屋さんは、ちょっと要注意です。
色々と事情があって、こんな風な対応になっちゃうこともあるんやけどね…

でもね、不動産屋さん任せにせず、いっぱい不動産屋さんと打ち合わせをしてください!
そうすると、「両手」なんかに執着してられなくなりますから、不動産屋さんが。

見分けるコツは、不動産屋さんといっぱい話す事です!

 

ってことで、今回はここまで!
次回は、実際に仲介手数料の計算方法なんかについてお伝えしちゃおうと思ってます。
ほな!

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