リビングって広いだけじゃダメ!
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皆さん、こんにちは。
今朝、愛犬が散歩中に突然歩くのを拒否し、それに15分も付き合っていた関西弁のクマです。
朝5時に起きて散歩に行ってても、朝の15分のロスは非常に痛いです…
おかげで、コーヒー飲めなかったやん!
って愚痴はさておき、今回のブログはリビングについてお伝えしたいと思います。
近年は、リビング空間を家族それぞれが多用途に使用し、充実した時間を過ごす事が多くなり、これら充実したリビングを「リビ充」というらしいです。
リビングの機能
この様な「リビ充」といった考え方は20年前には物凄く少なく、むしろ、個室重視のお家造りがメインでした。
現在は、共働きが増えお子様たちとの時間を少しでも多くとりたい等の理由から、リビングで勉強させることが増えています。
また、スマホやタブレットが普通となった事で、イヤホンさえつければ、そこは「擬似個室空間」となる訳です。
高校生になったお子様ですら、一日の大半をリビングで過ごすというデータもあったりします。
(クマの時代では考えられないことです…)
こんな風に、リビングが昔と違う役割を担ってきた。
と、いうことになりますね。
これによって「リビングは広く!」は、強くなってきているように感じます。
ただ広いは間違い
ただ単に、リビングを広くすることは容易です。
お家を広くし、お金さえ掛ければよい訳ですから。
でも、当然ながら「予算」という大切の要素が絡んできます。
そこで、考えないといけないことは、
「予算内で、広くて暮らしやすく、その状態をいつまでもキープできるリビング」
ということです。
いくら広くても使い勝手が悪かったり、すぐに物が溢れて足を置く場もないリビングになってしまっては、お金を掛けた意味がありませんもんね。
この中で、お客様が重要視されるのが「広い」ということで、リビングに限らず部屋は広ければ広いほど良い。と思われている方が多いように感じます。
でもね、実は「暮らしやすい」というのが最も重要だとクマは思っています。
例えば、広いリビングを優先的に考えてしまうと、当然、お家が大きくなる傾向がありますね。
そうすると、費用もたくさん必要になってきちゃいます。
そして、広いリビングだと必然的に物が増えていくことになり、物が溢れるのを防ぐため収納が必要になってきます。
またまた、お家が大きくなってきます。
そして、空調設備(エアコン)は広いリビングであればあるほど高額で、電気料金も高くなります。
また、使用しない空間が多くなることで物を置いてしまうことになり、片付かないリビングになってしまいます。
こんな風に、広いだけにこだわってしまうと、費用は高額になり、物は溢れ、エアコンも効きにくいといった暮らしになりかねないんですね。
まとめ
リビングは広いことが最優先ではないよ。
ってことが伝わりましたでしょうか?
正直言って、リビングはダイニング含めて16帖あれば十分に機能します。
それにキッチンが足されて、約20帖程で機能的なLDKの計画はできるんですよ。
もちろん、お客様が望むのであればクマは否定はしません。
でも、広いことによるデメリットもたくさんあることを知っておいてくださいね。
このことは、どの部屋でも一緒の事です。
広さよりも暮らしやすさ、使いやすさを考えたお家造りをしましょうね。
ってことで、今回はここまで。
ほな!また!