他府県と違う長崎での土地探し | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

他府県と違う長崎での土地探し

kikitsuHome Diary

皆さん、こんにちは。
先日、奥様が「ネットで服が安かったし、大量購入しちゃった!」と満面の笑みでのご報告がありました。
確かにでっかい段ボールが到着していたので、運搬と開封をクマが担当。
下着からTシャツから何から何までってな感じで、大量の衣類が登場。

クマの衣類はTシャツ2枚と靴下でした…
奥様のは、クマの4倍はあるやん!
なぜ?

っとことは心にしまい、「買い物上手!」って言ってしまった関西弁のクマです。
ちなみに外国から購入しているので、まとめ買いが普通になってきているクマの家です。

さて、今回は土地についてお伝えしたいと思います。
特に、長崎で土地を探すということが、他府県とは少し違うと感じることが多いので、その辺のことをお伝えしようと思います。

安価な土地

安価な土地というと、お家を建てて暮らすことに条件が悪い土地。
ということになるのは、日本全国同じだと思います。

お家造りをする上で、とっても大切なのが資金計画になりますよ。
ということは、何度もお伝えしていますね。
この資金計画によって、土地購入にかける費用を捻出していくのですが、多くの方が最初に思い描いている計画より、安価な土地を探さないといけないという結果が出てきます。

そうすると、思っていた金額よりも安価な土地を探す必要性が出てくるのですが、ほぼ間違いなく一筋縄にはいきません。

なぜでしょうか?

長崎独特

長崎の独特な地形が絡んでいることは、間違いないと思います。
長崎の独特な地形というのは、坂が多く、道が狭いうえに入り組んでいる。
ということです。

例えば、他府県で土地を購入しようとした時、多くの売地は「車が行かない」なんてことはありません。
不動産情報にわざわざ「車横付」や「車可」といった表示もありません。
もっと言うと、原付バイクのナンバーは長崎市では5桁ですが、他府県では4桁です。
それだけ、原付バイクの数が多く、自転車の数が少ないということなんです。

つまり、他府県では安価な土地というのは、田舎の土地ということになり、車は行くけど学校から遠いといったことが、メインの悪条件になるんですね。
しかし、長崎では「車が行かない」「駐車場ができない」土地になることが多いんです。

段差を楽しむ

長崎に住み続けるのであれば、この条件を受け入れましょう。

車が行かない土地っていうのは、現代社会の環境では難しいと思いますが、敷地の高低差は捉え方だと思います。

道路と敷地に段差がると、年齢を重ねた時に大変。ってことをよく聞きます。
確かに大変です。
でも、長崎に古くから住む皆さんは、多くの方がそれで歳を重ねていらっしゃいます。
決して無理な選択ではないですね。

また、段差があることで、プライバシーの保護は圧倒的に容易になります。
なぜなら道路から敷地が見えないからです。
これは非常に大きいですよ。

お家を計画する際に、多くの人がピンとこられないことが多いのですが、リビングの大きな窓を道路側に設置しているお家を見てください。
100%目隠しのためにカーテンをしています。
段差があると、上手くすればカーテンなんていらないんです。

また、お子様の遊ぶお庭を考えても利点が大きいです。
例えば、道路から敷地が見えないということは、お庭で遊んでいるのが見えないことになりますね。
なので、裸でプール遊び。なんてのも問題ない訳です。

そして、もう一点。
段差があることで、お子様の道路への飛び出しが減るということです。
小さなお子様がいらっしゃるお家では、常にお子様に気を付ける必要がありますね。
それは、危険な行動をしないように見守っているわけです。
その危険行動の中で、道路への飛び出しがない。というのは、とっても大きな利点だと思いませんか?

こんな風に長崎独特の地形を、逆手に取ることも考えられるわけですね。

いっそのこと

車を放棄する。
という考え方も新しいと思います。

都心部では、既にカーシェアリングが普通になってきています。
使用するときのみ車を借りて、普段は公共交通機関を使う。
という選択肢です。
この選択をすれば、長崎の場合、都心部に土地を購入することも夢ではなくなります。

海外の一般の方々は、一人一台の車を所有していません。
車を所有するということが、必要ないからです。
絶対に車が必要と考えているのは、発展途上国と広大な土地を持つ国だけです。
発展途上国や広大な土地を持つ国では、公共交通機関がないために車が必要になりますが、長崎のような小さな街では公共交通機関で間に合います。

現に、長崎に移住されている外国の方は、見晴らしの良いところを求める傾向が強いです。
たとえば、山の中腹で窓から海が見える。といったことを、求められています。

こんな考えで暮らすと、とっても情緒があり豊かな暮らしを過ごせるかもしれませんね。

まとめ

長崎での土地探しは、難しいんだよ。
ってことを、言い訳を隠しながらお伝えしました。

でも、土地探しにおいても、古い固定概念にとらわれるのはもったいないと思います。
車を放棄する。
段差を楽しむ。
ってことで、もっと長崎を楽しめるんではないでしょうか。

ちなみにクマは、関西人なので車は放棄しません。
っていうか、このブログは車を放棄しろ!
って言ってるんやなくて、色々な選択肢で土地を探しましょう。
といったことを、お伝えしたいんです。

長崎で安価な土地を探す場合、道路と段差がなく、小学校が近く、公共交通機関も利用でき、日当りも風通しも良い土地。
なんてのは、絶対に手に入りません。
これは夢ではなく、現実逃避ですね。

ご家族の資金計画から始まり、現実を直視し売り出されている物件から、ご家族に合う土地を探すことが大切です。
長崎を楽しみながら、土地探し、お家造りを楽しみましょう。

ってことで、今回はここまで。
ほな!また!