土地探しは住宅会社と? | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

土地探しは住宅会社と?

kikitsuHome Diary

こんにちは。
どんどん暑くなってきたので、彼女「デカ柴ぷりん」とともに冬眠ならぬ夏眠の準備をしているクマです。
でも、なぜなんでしょう?
彼女が一番の特等席で寝ているのは…

さて、今回は土地探しについてお伝えしようと思います。
お家造りをする人の多くが土地を購入しお家を建てることになると思うのですが、喜々津ホームでは「土地探しは住宅会社と一緒に」とお伝えしています。
なぜだと思います?

そんなこと聞かれてもわかんないですよね。
では、理由をお伝えしますね。

不動産売買契約書や重要事項説明書の内容をチェックできない

不動産売買契約書や重要事項説明書ってのは、土地を購入するにあたりとっても重要な書類になるのですが多くの方が理解できません。
内容を理解していないので、土地を買ったはいいけど希望のお家が立てられないなんてこともあります。
例えば、建蔽率・容積率や高さ制限のよる建物への規模の制限があったり、宅地造成規制法に含まれていると駐車場を簡単に広げられなかったりします。
この様なことを理解しないで土地を購入してしまうと…
不動産屋さんが一応説明してくれますが、それを理解し「どんなお家が建てられるか」まで考えることは不可能に近いです。

実際に喜々津ホームのお客様で、準防火地域の土地を購入済みのお客様がご相談にこられたことがあります。
準防火地域での建築は外壁や開口部(窓や換気扇など)に規制がかかり、準防火地域以外の土地と比べて割高の建築費が必要となります。
当然わずかな金額アップで済まされません。とにかくビックリされていました。
不動産屋さんから準防火地域であるとの説明はあったらしいのですが、建築費に差が出ることは説明がなかったそうです。

土地状況の調査ができない

土地状況調査というのは、購入した土地にどのぐらいの費用をかければお家を建てるのかを調査することです。
例えば、上水道はどこから引き込めばよいのか?とか、雨水はどこにどのように流せばいいのか?なんてことや、道路との高低差の解決方法は?といったことです。
現地に足を運んで契約書の添付図面を見たただけで判断できませんよね。

これも喜々津ホームでの実例ですが、希望した地域に希望よりも安価な土地を購入されたのですが、上水道が引き込まれていない土地でした。
そのことは理解されていたので、上水道を引き込む工事は約50万円ぐらいと検討されていたのですが…前面道路に公共の水道が通ってなくて、調べたら土地から100メートル先まで掘り進める必要があったんです。
当然ながら50万円では引き込むことはできませんでした。
公衆用道路には公共の水道管が通っていると思ってらっしゃったんですね。

段差敷地

相場がわからない

土地の販売価格は固定資産税の評価額から算出したりして価格を決めたりするのですが、最終的には人気があるかないかで決まります。
つまり、人気のある土地だと高くなり、人気のない土地だと安くなるんです。
当たり前のことですが人気がない土地なのに、高い価格を設定しても誰も買いませんよね。
土地購入を考える際の一番大きな要因である「地域(町)」が、人気があるかないかが重要になってくるんです。

例えば、ある土地が50坪の広さで1,000万円で売れたとします。
その売れた土地と近い場所で同じ様な環境である土地を売りたいと考えるとき、1,000万円よりも安く設定して売りますか?
そんなことはする必要性がないですよね。
相場というのは、このことなんです。

この地域であれば、おおよそ一坪〇〇万円ぐらいだな。とか、道路と高低差があるので一坪〇万円は下がりそうだな。
っていうことは、普通の人ではわかりませんよね。

この相場感覚ってとっても重要で、これがずれているとずっと売り出されない土地を探し続けないといけなくなるんです。
実際にいらっしゃるんですよ。
諫早市白岩町付近で、道路と平坦な50坪の土地を600万円ぐらいで探しています。といった方が。
この例は極端なので絶対そんな土地ないな。というのはご理解いただけるかもしれません。
でもね、ご自身のことになると少しでも安い土地を探したいので、同じ様な気持ちになるんです。

そもそも総予算がわからない

総予算というのは、土地を購入しお家を建てて暮らし始めるまでの費用のことです。
土地販売価格だけで土地は購入できませんし、ご希望のお家がいくらぐらいなのかも検討がつきませんね。
また、金融機関の諸経費もあるし、カーテンなんかのお家に付随する金額もわかりません。

総予算が分からないので、いくらの土地を買えばよいのか見当がつかない。
良い土地を探しているけど、踏ん切りがつかない。
時間ばっかり過ぎるので、お家と土地がセットになっている条件付きの土地を選択する。
希望の間取り、希望の仕上が…
これ、王道パターンです。

まとめ

こんな風に、わからないことだらけなんです。
だって、ほとんどの人が初めてお家を建てるんですから。

お家を建てるために土地を購入しようとしたとき、当然ながら不動産屋さんにもお願いしないといけません。
でも、不動産屋さんは不動産を売買する職業の方であって、お家を建てるわけではないですね。
お家の価格や、必要な経費が分からないんです。

だから、色々な間違いがないように、お家を建てる住宅会社さんと土地探しはした方がいいんですね。

ちなみに、住宅会社と土地探しをされずにご自身で土地を探してこられた方の多くは、決まったセリフを言います。
「こんなお家を建てたいのですが、〇〇万円で建てられますか?」
ほぼ全員〇〇万円といった予算はオーバーすることになります。
なぜなら、お家の価格を知らずに夢だけお家にのせてるわけですから。

こんな風になっちゃってる人が多いので、喜々津ホームと一緒に土地探しからしていきましょう。
と、伝えているんですね。

ってことで、めちゃめちゃ長くなってしまいましたが、今回はここまで。
ほな!また!