注文住宅の価格を見極める! | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

注文住宅の価格を見極める!

kikitsuHome Diary

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皆さん、こんにちは。
台風の暴風雨にも負けず、朝暗いうちから愛犬の散歩に行った関西弁のクマです。
今日は奥様もお休みやから起こしてしまっては申し訳ないので、物音一つたてない様にコーヒーを飲み出社支度を済ませました。

出社しようと愛犬に目をやると、奥様に寄り添うように同じ格好で熟睡中。
しかも、2人ともイビキまでかいてはる。
笑いそうになりましたが、なんとなく、ホッコリしながら出社してきました。

さて、今回のブログは、わかりづらい注文住宅の価格を見極めるコツをお伝えしたいとお見ます。
わかりづらいというより、不透明といった方がいいかもしれませんね。

問題点

注文住宅の価格表示には、基準といったものがありません。
というか、住宅業界全体に言えることなんですが、住宅業界に統一された価格表示方法が存在しないんです。

ということは、喜々津ホームとA社さんの見積りを比べ様と思っても、比べようがなかったりします。
また、不透明であるがために、請負契約後に追加費用が発生し、当初の予定よりも費用が大きくなることもあります。

住宅価格に基準がないと、どうなるでしょうか?

お家を建てる会社は「安くお家が建てられる」と思ってもらおうと、色々な策を練ります。
なぜなら、「お客様から高いと思われると、お客様が来てくれない」からです。

お家を建てる会社にまず必要なのは、お客様に関心を持ってもらうことです。
関心を持っていただいて、見学会イベントに参加して頂いたり、資料請求して頂いたり、ご相談を受けたりすることができるからですね。

つまり、安くでお家を建てられると感じてもらって、お客様を呼び寄せようとするんです。
で、お客様が本腰を入れこの会社に頼もうと決意した時に、「実は…」と言って追加費用の話が出てくるんですね。

ちなみに、クマは「できる限り安く思われよう」なんてこと一度も考えたことないです。
「できる限り安く済むようにお家を計画しよう」とは考えますが。
お家なんて安く建てられるわけがないし、そもそも相見積もりなんてお客様の得にならない。
「他社では〇〇円でした」と言われても、たぶん「で?」と言っちゃうと思います。

もしかして、とってもアカン事を書いてるのか…?

 

見極め

見極めるコツとして最も重要なのが、「坪単価」にあります。

喜々津ホームに来られるお客様も、多くの方が「坪単価どれぐらいですか?」とお聞きになられます。

この坪単価というのは、とっても曲者ですよ。

やろうと思えば、安く見せることは容易なんですね。
その辺のことは、クマの以前のブログ
坪単価マジック ~坪単価に惑わされないために~
で、詳しく書いていますので、お読みいただければと思います。
(相変わらず長いけどね…)

坪単価の次は、消費税の有無です。

この消費税が含まれているかどうかは大きいですよ。
恐らくお家一件分の資金計画では、消費税だけで約150万円前後の差額が出てきてしまいます。

そして、外構(お庭)の工事費用も確認しなくてはいけません。
家造りの予算に含んでおかないと、外構工事の費用が150万円以上かかることも珍しくありませんからね。

また、細かくなっちゃいますが、設計費用や申請費用、地盤調査保証費用、仮設工事費用、屋外給排水工事費、照明器具、カーテン費用などが含まれているかの確認をしないといけません。

こんな風に、見極めないといけない要素がいっぱいあります。
その上、住宅会社さんには他の費用が必要かどうかの確認も必要ですね。

例えば、農地を購入して家造りを考えていると農地転用の申請が必要であったり、新しい分譲地を購入しようと考えているのであれば、設備負担金が必要な時もあります。

大変でしょ?
なので、価格を見極めるコツは、キチンとお家造りにかかる最初から最後までの費用を、詳しく教えてくれる住宅会社さんを選ぶこと。
ということになります。

ちなみに喜々津ホームでは、このあらゆる費用算出することを「資金計画」と呼んでいます。

まとめ

面白くない結論になっちゃいましたが、簡単に言うと費用について正直に話してくれる住宅会社さんを選ぶことが最大のコツです。

そのためには「安い」事を売りにしている住宅会社さんは注意と考えるべきです。
もちろん「安い」理由があるのでしょうから、キチンと「安い」理由をお聞きして納得することが必要です。

安易に「〇〇会社はお家が安く建てられそうだから。」といった理由で、住宅会社さんを選択することは非常に危険だと思います。
危険というのは、当初の予定以上に費用が必要になる恐れがあるということです。

それを免れるためには、キチンとした「資金計画」が必要になります。
その費用は何のために必要か?
その費用の範囲はどこまで含んでいるのか?
ってことをキチンと説明してくれる「資金計画」です。

ってことで、今回はここまで。
ほな!また!