『パティオ』を取り入れて、日常のなかに“非日常”を | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

『パティオ』を取り入れて、日常のなかに“非日常”を

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旅先のホテルにバルコニーがあると、なんだかうれしくなりませんか?

夜風に当たりながら飲むお気に入りの缶ビールも、コンビニで買ってきたヨーグルトやサンドイッチも、バルコニーで食べるだけで特別感が出ますよね。

そんな旅先の“非日常”を、自宅で再現できるのが『パティオ』です。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、スペイン語で『中庭』という意味があります。
スペインにおけるパティオは、噴水や井戸、花々などで飾られている屋外スペースのことです。

外部からの視線や直射日光を遮断し、涼をとるためにつくられたスペースですが、家族で団らんしたり仕事の合間に休んだりと、リラックスの場としても使われています。


パティオと混同されやすいものに『テラス』がありますが、こちらはフランスが発祥。

直訳で『盛り土』という意味どおり、地面から一段高く盛り上げられた屋外スペースなら、どこにつくってもテラスと呼びます。

一方で中庭をさすパティオは、壁や塀、ルーバー、窓などで四方が囲まれているのが基本。
パティオを家の中心につくり、『コートハウス』にすることもできます。

本場スペインにおけるパティオは涼を取る場や団だんの場としての役割がありますが、日本の住宅におけるパティオも同じように団らんの場として活用できます。

仕事から帰って夜の晩酌を楽しんだり、休日にBBQをしたり、ペットの遊び場にしたり、水遊びをしたり…

子どもたちを送り出してほっと一息、ひとりでコーヒーを飲んでゆっくりしたり。
プロジェクターで壁に映画を投影して、シアター気分を味わうのもいいですね。

室内でなら日常的にしていることでも、それらを屋外でするだけで、なんだか特別なことのように感じませんか?


ただ、パティオは“つくればいい”というものではありません。

「なんかおしゃれだよね」と目的もなくふんわりとした気持ちでつくると、せっかくの中庭も出番がなく、部屋にしておけばよかったと後悔することに…

パティオを作るときに大切なのは、使う目的を明確化させて、その目的に合わせた広さや仕様をプランニングすることです。

たとえばパティオで水遊びをするのなら、水栓の引き込みが必要ですし、床材もできれば水に強く掃除もしやすいタイルや人工木がよいでしょう。

喜々津ホームではパティオをただおしゃれな空間としてではなく、家族の暮らしを豊かに彩る場所として提案したいと考えています。

お客さまがパティオでどんな過ごし方をしたいのかを、打ち合わせの際に教えてください。
一緒に理想のパティオをつくりあげていきましょう。

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