住宅ローン返済期間はとっても長い | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

住宅ローン返済期間はとっても長い

kikitsuHome Diary

皆さん、こんにちは。
休日出勤して帰ると、我が家の愛犬がグウタラ寝てました。
お迎えにも来てくれないので、クッション(結構な厚みがあります)を、グイッ!
と、押しやったら…

ゴロンッ!

何が起きたのかわからなかったのでしょうか?
1分ほど、上の画像のような状態で固まってました。

う~ん…
それにしてもこの程度の事では動じない、筋金入りのグウタラ犬です。
誰に似たんでしょうか?
ってことを、日常的に我が家で繰り広げている関西弁のクマです。

さて、今回は長期に渡る住宅ローンの考え方なんかについてお伝えしたいと思います。
といっても、ローンの仕組みなどではなく、これから長期ローンを組む際に知っておいて欲しい事です。

簡単に振り返り

平成元年、消費税が3%で導入されました。
とんでもない額の借金を日本が抱えているので、新しい世代の人達に負担を掛けない!
という、理想のもと消費税は導入されました。

理想と現実は違うもので、現在国の借金は増え続け、国民一人当たり800万円と言われています。
働いていないお子様も、おじいちゃんやおばあちゃんも、この借金を背負っています。

そして、平成3年ごろバブル経済が崩壊します。
ここから日本は、迷走し始めます。
つまり、今までお金持ちだと思っていたのが、借金で賄われていたことに気付いたんです。

平成7年に阪神・淡路大震災、そして、地下鉄サリン事件。
本当に世紀末やな。と感じたことを覚えています。

そして、平成9年には消費税が3%から5%に引き上げられました。

平成10年にWindows98が発売され、パソコン時代の幕開け。
平成11年には、iモード携帯がメチャメチャ普及しました。
平成12年に、IT革命と呼ばれたインターネットが普及し始めます。
平成13年には、9.11アメリカ同時多発テロが起こり。
平成14年に、ゆとり教育が始まります。
そして、平成15年に、イラク戦争。
平成16年に、新潟中越地震。
平成17年に、建物の構造計算書偽造事件(姉歯事件)がありました。
平成18年に、消費者金融が社会問題として話題になりました。
平成19年に、郵政民営化されましたね。
平成20年にはリーマン・ショックがあり、後期高齢者医療制度が始まります。
平成21年に、裁判員制度が始まります。
平成22年には、iPhone4が大流行。
平成23年に、東日本大震災。
平成24年に、消費税を10%に引き上げる法案が可決されました。
平成25年には、PM2.5が話題になり。
平成26年に、消費税が8%になる。
平成27年には、イスラム過激派により日本人が犠牲に。
平成28年に、熊本地震。
平成29年に、インスタグラムが普及し、インスタ映えが話題に。
平成30年には、北海道や大阪で地震、そして西日本豪雨と自然災害が頻発。

ってな感じです。

いかがでしたでしょうか?

通常、住宅ローンは30年とか35年という長い期間で組むことになります。
つまり、その間、ローンを返済し続けることになるんですね。

上で30年を少し振り返っただけでも、色々な事が起こってますね。
そして、とっても変化がありました。
一番身近で大きいのは、消費税がアップし、インターネットが普及したことでしょうか。
パソコンはタブレットやスマートフォンになり、自然災害も増えているように感じます。

そこで考えて頂きたいのは、これから先、30年、35年の状況です。

とっても不安定な気がしませんか?
例えば、消費税が10%になることは決定事項ですが、それでも税収は足りない状況があります。
そして、高齢者の数は増え続け、若い世代は減り続けているという現実です。

そんな中で、長期の借金をしていく決断をするんですね。
お家造りの。

そう考えると、将来を見据えたお家造りをしなければいけませんね。
そして、できる限り、必要以上のお金を家造りにかけてはいけません。
それは、明るい未来を暗くする可能性があるからなんですね。

お金を掛けるべきではない

お家というのは、未来を考えた時に、絶対必要な物だと思います。

賃貸vs持家って構図があり、ネットなんかもどっちが得か。など、いろいろ書かれています。
このことは、いずれブログでお伝えしようと思いますが、クマは持家の方が絶対良いと考えています。

それはさておき、将来の事を考えお家が必要だとしても、必要以上のお金は、家造りにかけるべきではないと思います。

今暮らしている感覚だけで、とんでもなく広いリビングをご希望し、高額を支払う。
未来を考えず間取りを造り、老後に暮らしにくいお家を建ててしまう。
一年に数回程度の来客者のための客間を、間取りに取り込んでしまう。
各お部屋の面積を必要以上に広くするためだけに、不必要な2階建てを建ててしまう。
カーテンを開けられない外から丸見えになる大きな窓を設置してしまう。
プライバシーの確保もできない、ウッドデッキを造ってしまう。

これらは、全ていらない出費だと思います。

つまり、今だけの感覚で家造りをしない。
老後の事を考えながら、間取りを計画する。
客間という感覚を拭い去り、リビングやダイニング、子ども部屋等を活用する。
プライバシーを確保できない窓は設置しない。
ウッドデッキの活用方法を、冷静に見極める。

こんな風に思考を変えるだけで、建築費用を抑えることができると思います。

まとめ

住宅ローンは、とっても長い期間支払わなけれいけません。
住宅ローンが終った後も、当然のごとく暮らしは続いていきます。

そのことを十分に理解すると、極力無駄は避け、将来を見据えた家造りが必要になるんです。

要塞の様なモデルハウス。
取って付けたような造作家具。
ゴチャゴチャ盛られた装飾ディスプレイ。
使用目的のない収納スペース。

上手な宣伝効果に踊らされない様に、クマと根本的な事を考えながら家造りはしていきましょう。

ってことで、今回はここまで。
ほな!また!