新年だからこそお金(予算)の話
皆さん、明けましておめでとうございます。
のんびりとしたお正月を過ごせましたでしょうか?
クマ家の今年のお正月は、例年以上に寝正月を過ごしました。
なぜなら!
うちの皇帝(奥様)が、去年の大晦日に大いなる野望を宣言されたから。
「今年のお正月3日間は、一切、家の外に出ません!」
「食事の買い出しや愛犬の散歩など、全て召使であるクマに命じます!」
意味が分からん…
と、思いつつも「御意!」と答えた関西弁のクマです。
そして皇帝は見事にその野望を叶え、一歩たりともお家から出ませんでした…
さて、今年最初のブログは、お金(予算)の話。
FP相談
喜々津ホームではお家造りの一番最初に、社外ファイナンシャルプランナーによる個別ライフプラン相談(FP相談)をお勧めしています。
当然、費用は喜々津ホームが支払っていますので、お客様は無料で受けて頂くことができます。
お家造りのスタートに、なぜこのFP相談をお勧めしているのか?
それは「ご自身で予算を把握して頂く」ためです。
多くのお客様は、予算というものを甘く考えていると感じることが多いんです。
例えば、「友達や家族に聞いたら〇〇万円ほど」とか、「ネットや本で調べたら〇〇万円ほど」といった具合です。
こんなものは、何の役にも立ちません。
だって、ご家族ごとにお金の使い方って変わりますもん。
家族構成も違えば、生活費に対する考え方も違う。
将来の不安要因も違うし、そもそもお金に対する価値観が違います。
こうやって考えると当たり前ですが、意外と皆さん予算を曖昧にとらえていらっしゃいます。
ですが、FP相談を受けて頂くことで、ご自身の予算が明確になるんですね。
これによって、お金の不安を最小限にして家造りを進めていけるようになるんです。
ちなみに上の画像が、喜々津ホームが依頼しているファイナンシャルプランナーの木村さんです。
資金計画
予算を把握したら、次はその予算の振り分けです。
つまり、建物・土地・諸経費にかかる費用を考えます。
その際に、必要となる費用をしっかり組み込んだ資金計画が必要となってきます。
でないと、資金計画をする意味がないですもんね。
必要となる費用というのは
例えば、土地の購入に関する費用でいうと、仲介手数料であったり、固定資産税の清算金などが考えられます。
更に、建物でいうと水道引込費用や下水道受益者負担金、地盤調査費などが必要となってきます。
こういった必要となる経費を含めて、予算の割振りを考えることが必要なんですね。
まれに、ネットや雑誌に載っている土地販売価格だけで、土地を購入できると思われている方や、建物を建てる費用は、他社に多い坪単価表示だけで建物が建てられる。
とお考えの方がいらっしゃいます。
お家造りというのは、多くの場合初めての事で、わからないことだらけだと思います。
だからこそ、きちんとした資金計画を行う必要があるんですね。
行動開始!
ご自身の予算を把握し、きちんとした資金計画を行い、はじめて行動をし始めます。
この順番を間違うと、ご自身が描いていたように事が進まないことが多いんですよ。
一番多いのが、予算オーバー。
予算オーバーで一番怖いのは、多くの場合、金融機関の借り入れは「出来てしまう」事です。
つまり、少し無理をすれば、住宅ローンを返せると思い込んでしまうんですね。
でも、不動産情報などを見て下さい。
築10年ほどのお家が、結構多く売りに出てませんか?
通常考えると、10年ほどで住宅ローンの返済は終わってないですよね?
現金一括で購入されたのかな?
あとは、資金計画を行わずに土地を探し始めることも、予算オーバーに繋がります。
なぜなら、お家を建てるのに絶対的に必要になるのが土地ですよね。
そのため、予算内での割振りができていないため、土地購入に当てる費用が高すぎることになるんです。
家造りを始めて、一番最初に行う大きな決断が、土地を買う。
ということになります。
その時点で、資金計画を行って予算割振りをしていないと、当然ながら、より良い(一般的に)土地を購入することになるんですね。
そして当然ながら、良い土地は高額な土地です。
ね、予算オーバーが見えてますでしょう。
なので、予算を決め、資金計画を行い、予算割振りをし、土地購入価格を決定した上で、初めて動き出さないとダメなんですよ。
まとめ
予算決め。
資金計画。
予算の割振り。
これが、家造りのスタートの仕方です。
それから、土地を探す地域や、お家の広さなどを考えていくことが、予算をオーバーしないことに繋がります。
財布の中身を知らないのに買い物しませんよね。
キチンと自分が持っているお金を把握したうえで、買うものを吟味し、購入を決断しますよね。
それと全く一緒なんですよ。
予算を把握したうえで、ご家族の意思で予算をオーバーすることだって多くあります。
例えば、土地購入価格は500万円の割振りやったけど、600万円の土地を購入する。
であったり、建物にこだわりの造作家具を設置する。
といった感じです。
でも、この場合は、予算からオーバーすることを理解して、費用を投じることになります。
そうすると、一月に3回行っていた外食を1回にしよう。
とか、ご主人のお小遣いを減らそう。
という様な対応を考えながら、予算オーバーを判断することができます。
予算決めは色々な方法ですることができます。
例えば、現在の家賃から算出したり、年収から算出したりすることができます。
ただこれだと、お子様の成長過程に必要となる費用や、自家用車の買い替え計画なんかは含まれてこないですよね。
なので、喜々津ホームでは、FP相談を受け付けているんですよ。
お家を建てようと思った時は、予算決めから!
って覚えておいてくださいね。
そして、喜々津ホームのクマを訪ねてきてください。
ってことで、新年一発目のブログは、面白くないお金の話でした。
ほな!また!