お掃除に手間がかからないお家にするには
皆さん、こんにちは。
先日、お家に帰ると同時に、奥様から「今日の晩御飯は、焼肉とします!」とのご報告。
夫婦で焼肉大好きなので、「やったね!」ってニコニコしてると…
「理由は不明ですが、焼肉のタレが我が家から消え去っております。」
「現在、外出できる服装のクマに、焼肉のたれ購入を命じます。」
「そして、今日はジャイアントコーンが食べたい!」
寛ぐ間もなく、愛車のエンジンに火を入れ、再出発した関西弁のクマです。
全然、問題ないんやけど、帰ってる途中で電話くれればよかったんやなかろうか…?
しかも、デザートまで…?
さて、今回はお家のお掃除なんかのことについてお伝えしたいと思います。
お掃除お好きですか?
クマは「キレイ好き」ではないのですが「キタナ嫌い」なので、ちょこちょこお家のお掃除をしてます。
時には、我が家の帝王からの命令でね。
お家の広さ
お掃除が楽になるお家が建てられれば、誰でも喜ぶと思います。
でもね、一般的にお家を建てると、お掃除が大変になることが多いんです。
大きな原因として、アパートやマンションに比べて、お家が広くなるからなんですね。
そのため、アパートの方が良かったな…
なんて思っちゃう人もいるんですよ。
このことだけ考えると、お家をコンパクトにまとめると、お掃除が楽になるのはわかりますね。
でも、それだけではダメなんです。
多くの人が気付いていない要素があるんですよ。
強敵ホコリ
お家をお掃除しないといけなくなる理由は、ホコリが溜まるからなんです。
例えば、キッチンまわりの油汚れや、お子様の落書きなんかは、その汚れた部分のみお掃除すればいいですね。
これも大変ですが、気付いた時に対応することで問題は解消します。
でも、ホコリってどこにでも存在し、ほっとくとドンドン溜まっていくんです。
なので、定期的にくまなくお掃除をしないといけなくなるんですね。
当たり前やけど、強敵ですホコリって。
ってことを考えると、ホコリを溜めないように工夫すれば、お掃除が楽になっちゃうってことになりますね。
では、どんなところにホコリが溜まるでしょうか?
テレビや冷蔵庫の後ろ、洗濯機と壁の隙間…
こういったものは、致し方ない部分もあると思います。
なぜなら、そもそも掃除の手が入らない。手が届かない部分だからです。
この様な所はちょっと置いておいて、お家を建てる際にできる事を考えてみましょう。
壁の段差
例えば、飾り棚やニッチ(壁をくり貫いた飾り棚)を造りつけたとします。
そこには、必ずと言っていいほど小物が飾られることになると思うのですが、これがホコリを溜める原因の一つです。
確かにキレイに飾り付けられていれば見栄えも良く、お部屋のオシャレレベルは一気にアップすると思います。
でもね、実際の生活で毎日毎日クイックルワイパーなんかで、ホコリ取ってられます?
余裕のある時は問題ないのですが、時間に追われることが多い現在の生活では、このホコリを取ることすら億劫になりがちです。
そう考えると、これらの造作は減らした方がお掃除が楽になりますね。
しかも、お家を建てる費用にも優しくなります。
また、建具のデザインにも同じ様な事が言えます。
建具表面がフラットでないデザイン性を優先させた建具だと、当然ながら段差のある部分にはホコリが溜まります。
そして、建具の枠も問題です。
通常、建具には枠というものが建具周辺を取り囲む構造になっていますが、この枠の上にもホコリが溜まります。
奥行きでいうと、1cm~2cmってところですが、この段差を甘く見てはいけません。
ほっておくとどんどんホコリが溜まっていき、光の加減によってある時突然気付くことになります。
ですから、室内建具は天井まであるハイドアを選択し、建具枠を除外するとホコリは溜まりにくくなりますね。
幅木(床と壁の境についている部材)も同様に段差を生み出してしまいますので、ホコリが溜まる温床となってしまいます。
この幅木もできる限り無くすか、薄い物を選択することで、溜まるホコリは激減します。
そして、忘れがちなのが、カーテンレールとカーテンです。
この部分のホコリったら、とんでもなくやっかいです。
カーテンレール上は掃除機は届かへんし、クイックルワイパーの類で攻撃しようにも、カーテンに当たったり取付ネジに引っ掛かったりしてイライラしてしまいます。
ホコリは基本的にどこからともなく登場してしまうものなので、絶対にお掃除は必要なのですが、ホコリが溜まる部分をなくしてしまうと、床に落ちることになります。
そうすると、床に掃除機をあてるだけで、お部屋はキレイさを保ちやすくなるんですね。
余裕のある人はルンバなどのロボット掃除機を活躍させれば、強敵ホコリを自動でやっつけることができます。
デザイン性
ホコリが溜まりやすい所として、飾り棚、デザイン性の高い建具、建具枠、幅木、カーテン、カーテンレールといった物を書いてみましたが、いかがでしょうか?
絶対に必要性の高い物ですか?
そうでもないですよね。
こういったものを上手く削除しながらお家を計画すると、お掃除が楽になるんですね。
そして、この必要以上の装飾を省きながらお家をデザインすると、装飾がなくてもシンプルでかっこいいお家になります。
携帯電話にはポコポコ押すボタンがありましたね。でも、今はスマートフォンになりボタンはとても少ないです。
でも、カッコよくないですか?昔の携帯電話と比べると。
シンプルにするということは、洗練されていくということに繋がります。
しかも、お家の場合、シンプルさを求めれば、お家を建てる費用を抑えることができるんです。
なおかつ、お掃除が楽になるんですね。
まとめ
いつもの様に、クマの独断と偏見でアイデアを書いていますが、これはあくまでアイデアの一部です。
必ずしも、喜々津ホームでお家を建てる際に、この様にする必要性がある訳ではありません。
実際に、飾り棚を造り付されているお家は多いですし、点検にお伺いした際もキレイにお掃除されています。
ただ、お掃除が楽になるアイデアとして、頭の片隅に入れておいてくださいね。
装飾をなくすとお部屋がシンプルになり、掃除が楽になってお家の費用も安くなる。
って考えると、面白いアイデアやとクマは思うんやけどな。
ってことで、今回はここまで。
ほな!また!