心配になるコストカット | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

心配になるコストカット

kikitsuHome Diary

皆さん、こんにちは。
テレビのニュースで「森永チョコフレークの販売が終了する。」と伝えていたことに衝撃を覚え、奥様をたたき起こしてしまった関西弁のクマです。
「チョコフレークがなくなるんやて!」って伝えたところ、さすがクマの奥様。
「もう既に代替品の目星はつけてます!」との回答が。
奥様、なんて素晴らしいんでしょう。

ちなみに、クマ家の朝一の会話です。

さて、今回のブログは、お家造りでのコストカットについてお伝えしたいと思います。
コストカットってのは、費用を削減する。ってことですね。

良い物は高額

クマは若い頃(今から20年以上前の事ですね)、洋服が大好きやったんですよ。
まぁ、もともとがカッコよくないクマは何を着ても一緒。
と、気付いてからは、あまり気にしなくなっちゃいましたが。

そんな中でよく考えたら、当時購入した服が今でも普通に着られるんです。
で、決まって今でも普通に着られる服ってのは、当時高額で購入したものなんですね。

こんな経験ありませんか?

これと同じようなことが、お家造りにも発生すると思うんです。

例えば、床材です。
喜々津ホームでは、基本的に無垢の床材をオススメしています。
これは、一般的にフローリング材よりも高額となってしまいます。
でも間違いなく無垢の床は、フローリング床より長持ちします。

最初に支払うコスト(イニシャルコスト)だけで判断すると、後になって後悔する。
っていうことがあるんですね。

京都の古いお寺なんかの床材は、絶対に無垢材ですよね。
あれが、フローリング材だとしたら、10年~15年に一度は張り替えないといけないかもしれません。
でも、何十年も使用しているにもかかわらず、普通に床として機能しています。

もちろん、手入れは必要ですし、傷も入ります。
でも、お寺の床を見て、汚い。古臭い。なんて感じは受けないと思います。
それすら、床材としての味わいになりますよね。

これが、本物である利点ですね。
そして、良い物が高額である理由の一つです。

断熱や気密

断熱性能や気密性能についても、同じように考えられます。

お家の断熱とは、お家の外の気温が暑かったり寒かったりしても、お家の中は外の影響を受けにくくし、暑くなったり寒くなったりしないようにすることです。
また、お家の気密とは、お家の隙間をできるだけ減らして、外と中の空気が出入りしにくい状態を作ることです。

つまり、魔法瓶みたいにするんですね、お家を。
そうすると、お家の外に関係なく、中は快適に過ごせますね。

で、この断熱・気密は使う材料や掛けるコストによって、性能に大きく差が出やすいと言われています。
性能に差が出るということは、お家の中で快適に暮らせるかどうかに差が出るってことです。

予算オーバーしてしまった場合、この断熱・気密性能を左右する材料や施工方法をダウンさせると、お家にもよりますが50万円~100万円ぐらい費用が変わると思います。
つまり、コストカットできるんですね。

暮らしやすさ

でもね、断熱・気密性能を落とすコストカットを選択した場合、恐らく、光熱費は上昇するはずです。
エアコンをガンガン稼働させても、お家自体が保温しようとしなくなるわけですもんね。

この費用の比較は色々な要件が重なりますので難しいのですが、はっきりわかることがあります。
それは、快適に暮らせるかそうでないかの差です。

間違いなく、断熱・気密性能をダウンさせてコストカットをした場合、コストカットをしなかった時より快適度が劣ってきます。

これは非常に大きな要素です。

快適ではないということは、暮らしにくさに繋がってしまいます。
せっかくお家を建てたのに、暮らしにくい。
これ程もったいないお金の使い方はないと思います。

にもかかわらず、目先のコストカットだけを考えてしまうと、この様な事態を招きかねませんね。

まとめ

コストカットは非常に重要な考えですが、いたずらにお家の質を落とすようなコストカットはお勧めできません。
つまり、断熱性能や気密性能を落とす等の選択の事です。
それは、間違いなく後悔に繋がるからにほかなりません。

クマは基本的にコストカットは、お家の計画段階で行うものだと思っています。
つまり、お家をコンパクトにすることと、なるべくシンプルにすることです。
これは、お客様の目には、はっきりと見えない部分になりますが、非常に重要だと考えています。

喜々津ホームの施工事例(注文住宅レポート)を見て頂ければご理解いただけると思いますが、コンパクトでシンプルですよね。
見えない部分で、コストカットは頑張っているんですよ。

ってことで、今回はここまで。
ほな!また!