お家の光熱費を考えよう!
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- > エアコンのエネルギー消費量
皆さん、こんにちは。
以前から気になっていたのですが、クマのお家のキッチンにはドーン!とでかい段ボール箱が置いてあります。
正体は、システムキッチンにビルトインする取替用のコンロなんですが、これがアホみたいにでかくて、お掃除の邪魔なんです。
なので、奥様に「取り付けてもらいましょう!」って提案。
「今使ってるコンロは壊れてるけど、使えるからまだいいよ。」
と、相変わらず満面の笑みで自信満々のご回答を頂きました。
………ほな、まだ買わんでよかったんちゃう?
ってなやり取りが、もう既に去年の年末から続いている、摩訶不思議空間に住む関西弁のクマです。
さて、今回はお家を建てた後、一生支払い続けないといけない光熱費の事についてお伝えしたいと思います。
省エネ住宅
光熱費とは、ご家庭で使用されるエネルギー資源である電気、ガス、燃料(灯油など)を購入する費用の事です。
このエネルギー資源をあまり使わないことを省エネといいますね。
この「省エネ」ってキーワードは、現在のお家造りの主流です。
皆さんよく聞くと思いますが、高断熱・高気密住宅ってやつが、省エネ住宅の基本なんですね。
断熱性能が高いというのは、外気の温度に左右されにくいお家ってことで、お家の外が暑くても寒くても、お家の中は影響がないよ。
ってことを言ってます。
高気密のお家というのは、お家のいろんな個所に隙間はないよってことで、お家の外と中の空気の行き来がないよ。
ってことを言ってます。
そうすると、高断熱・高気密のお家の中でエアコンを使用した時には、お家の外の影響を受けにくいから、エアコンがよく効くね。
ってことになり、エアコンをフル稼働させる必要がないので、結果的に省エネに繋がります。
ほな、より高断熱で、より高気密であるお家を建てれば省エネになって、光熱費が安く済むね。
ってなるわけです。
エアコンのエネルギー消費量
お家で使うエネルギーのうちで、エアコン(冷暖房)の割合ってご存知ですか?
エアコンって電気代がかかるって言いますよね。
なので、お家で使う全エネルギーの50%以上を占めるんやないやろか?
って感じるでしょ。
実は、暖房の割合は26.7%で、冷房の割合は2.2%しか占めていないんです。
これは、経済産業省の資源エネルギー庁が発表している数値なんですよ。
意外でしょ?
お家の中で一番エネルギーを使っているのは、動力・照明等の約35%になります。
動力っていうのは、家電製品なんかを動かすエネルギーで、照明は文字通り照明が使うエネルギーの事です。
ちなみに、動力・照明等の中でもっともエネルギーを使用しているのは、冷蔵庫となっています。
過度の省エネ対策
このことを考えると、過度の省エネ対策が必要でしょうか?
お家の高断熱・高気密をメチャメチャ強化しても、冷暖房に関するエネルギーにしか影響しないわけです。
喜々津ホームのお家は高断熱・高気密住宅であると自信を持っていますが、北海道の氷点下になるような土地柄の基準か?
と言われると、その様な能力はありません。
でもね、喜々津ホームのオーナー様は「エアコンがよく効く。」と、仰って頂いてます。
つまり、性能的に十分なんです。
過度な高断熱・高気密のお家を高いお金払って建てたとしても、30%以下の影響しかない光熱費の削減にしかならないんですね。
光熱費を削減のために、高額をかけて物凄い性能の高い高断熱・高気密のお家を建てた時に、光熱費を削減した費用で回収できるでしょうか?
たぶん、出来ないと思います。
つまり、光熱費を削減するためには、過度な高断熱・高気密住宅ではないんです。
光熱費の削減
光熱費を削減する最もよい方法は、「お家を小さくすること」です。
お部屋が小さくなればなるほど、エアコン効率は良くなります。
そうすると、結果的に光熱費は下がることになりますね。
でも、これには当然限界がありますし、必要な広さというのもあります。
そこで、無駄を省き家を小さくするという発想はどうでしょうか?
例えば、「廊下」です。
廊下は部屋と部屋を繋ぐと同時に、部屋と部屋を分けることになります。
なので、廊下をやめて直接部屋同士を繋げれば、二つ必要であったエアコンが一台でも良いってことになるかもしれません。
廊下を減らせば、お家の建設費だって減ってくることになりますよね。
お家が小さくなるわけやから。
こんな風に、お家を建てる計画の際に無駄を省くことで、光熱費も削減できるんですね。
一例ですが。
まとめ
光熱費削減に最も効果があるのは「無駄を省いて小さな家にする。」ってことなんです。
これからお家造りを計画される時には、是非、参考にしてくださいね。
もちろん、喜々津ホームでクマに聞いて頂ければ、より詳しく説明いたします!
本当は、省エネだけやなく創造エネルギーである太陽光発電の事も書こうと思ってたんやけど…
さて、太陽光発電のお話はいつになるでしょうか?
お楽しみに!
ってことで、今回はここまで!
ほな!また!