工務店スタッフブログ

建ててはいけないお家(独断と偏見)

皆さん、こんにちは。
朝5時前から愛犬に起こされ、散歩に連れていかれた関西弁のクマです。
寒くなってくると、愛犬の毛皮コートが羨ましくなってきちゃいますね。
でもね、柴犬には換毛期ってのが一年に二回あって、とんでもない量の家が抜け替わるんですよ。

もしかして柴犬って、こうやって増えていってるんではなかろうか?

って、思ってしまうくらいです。

さて、今回はお家を建てる際に考えて欲しいことを、お伝えしようと思います。

してはいけない事

クマは建ててはいけないお家というのがあると思っています。
それは「安くて大きなお家を建てる」ことです。

暮らし心地が悪い!

というのが、理由なのですが、少し大雑把すぎるので説明しますね。

一般的にはお客様は「安くて大きなお家」を望みます。
大きな理由として、予算1,500万円の方は2,000万円の理想を持っていて、予算2,000万円の方は2,500万円の理想をお持ちだからです。

その結果、住宅大量生産仕様である間取りのお家を建てるしか選択肢がなくなります。
住宅大量生産仕様の間取りっていうのは、日本が高度経済成長期に考えられ現在まで続いている間取りの事です。

つまり、基本的に総2階建てで、1階にLDK、そして水周り。
2階には主寝室と子ども部屋が2部屋、そして、ウォークインクローゼットにベランダ。
といった、誰でもが思い浮かぶ様な間取です。

で、尚且つ、大きなお家であるがため費用を充分に掛けられない様になり、断熱性能が低いお家になりやすく、室内での温度差が激しいお家となります。

これは、暮らし心地という観点から見ると、大きく影響します。

冬は、お風呂や脱衣室、トイレなどの水まわりには暖房の効果が行き届きにくくなり、ヒートショックのリスクが高まります。
夏は夏で、湿気にまみれて蒸し暑く、ジメジメした環境になりやすくなります。

しかも、無垢の床材を選択することが難しくなることから、合板フローリングを選ぶことで、夏はベトベトした感触、冬は氷のように冷たい床になりやすくなります。

断熱性が低いお家の場合、これだけでは済みません。
2階にモロに影響を与えることになります。

お家が大きいうえに断熱性能が低いので2階にある個室は、普段寛いでいるLDKの快適温度とは雲泥の差が出ることになります。
そのため、夏であろうが冬であろうが、寝る前2~3時間前にエアコンを付けないとかないと寝れたもんじゃない。
しかも、個室全て別々にエアコンフル稼働。

せっかく安くお家を建てたのに、電気代がバカにならない…

大量生産仕様の間取り

断熱性能にも関係してきますが、間取りにも問題が起きやすいです。

例えば、洗濯動線。
一般的に家事動線といって宣伝している住宅会社さんもありますが、キッチンの横に洗面脱衣室があるだけの間取り。
こんな単純な考えでは、洗濯は絶対に楽にはなりません。

仮に、お料理をしている際に洗濯機を稼働させるとします。
ボタン一つです。
多くの方が全自動洗濯機ですよね、キッチンから洗濯機までの距離が問題ですか?

違いますよね。
洗濯機から洗濯物を取り出し干して乾かす、そして、たたんで収納までが洗濯動線です。
キッチンから横の脱衣室に行き洗濯をし、水を含んだ重い洗濯物をLDKや廊下を通って階段まで持っていき、更に階段を登り、またまた廊下を通ってベランダまで持っていく。
その後、洗濯物を干して、乾いたら2階の個室(主に主寝室?)でたたみ、ウォークインクローゼットまで運んで収納。

大量生産仕様の間取りだと、これが洗濯動線。

しかも、お家が広いために掃除は大変で、手の届かない部分が出やすくなります。
それをほっておくと、ドンドンどうでもよくなって、お客様も招くことはできない。

お子様の部屋は2階に配置されているにもかかわらず、LDKが必要以上に広いことで空間が余りがちになり、お子様はそこに荷物を置くようになります。
さらに、冬の上着など2階に持っていく事が億劫になるので、ダイニングテーブル・チェアーは物置へと…

この様な事は、皆さんのご実家でも経験があるのではないでしょうか?
にもかかわらず、この様なお家を建てる人は、とっても多いんです。

広い土地

大量生産仕様のお家を計画する住宅会社さんは、なぜか広く高い土地ばかり勧めてきます。
それは、皆さんの「無理なく返すことができる予算」ではなく、「金融機関から借りることができる予算」によって、計画を進めているからに他なりません。

結果的に、広く高い土地というのは、誰が見ても「良い土地」と感じてしまいます。
なぜなら、便利地・整形地・南側道路を基本としているからです。
この様な土地は、当然ながら固定資産税も高くなります。

住宅ローンの支払いだけを考えていると、この固定資産税が攻めてきます。
そして、節約生活の始まり。
せっかくマイホームでの夢の生活が始まるはずが、ちっとも優雅に暮らすことなんてできない。
となっちゃいます。

老後

そして、一番クマが危惧しているのは老後の事です。

近年、増築や減築が増えています。
増築というのは、今あるお家に新しい部屋を継ぎ足すことですね。
そして、減築というのは、今あるお家のお部屋を取り壊すことをいいます。
なぜこのような事例が増えているかというと…

大量生産仕様のお家は、老後のことなど考えていないからです。

つまり、お子様が独立し夫婦二人になった時、お年を召して足腰が弱まっていきます。
でも、1階にはLDKしかないので、階段を昇って主寝室まで行かないと寝ることができない。
これは大変だということで、1階に寝室を増築しましょう。
となります。
また、2階の何も使わなくなった子供部屋の掃除や換気などの管理が大変になり、2階を取り壊して減築しましょう。
となるんですね。

もちろん、増築も減築も多額の費用が掛かります。
住宅ローンが残っているかもしれないのに…
夫婦二人で優雅に暮らすはずの退職金が…
お年を召して、収入は少なくなる可能性が高いのに…

しかも、今から日本は超高齢化社会を迎えます。
どの国も経験したことがない社会情勢になるんですね。
そのことが目に見えているにもかかわらず、老後の事を考えていないお家…

まとめ

クマがの独断と偏見ですが、建ててはいけないお家というのは、
1.大きい(広い)お家
2.性能(断熱など)の低いお家
3.大量生産仕様の間取りのお家
4.広い土地に建てるお家
5.老後を考えていないお家
だと思っています。

もっともっと簡単に表現すると「広さより使いこなせるお家を建てるべき」だと思っています。

お家の相談に行って次の日にできる様な間取プランでは、後悔する可能性が非常に高いです。
銀行融資額を基本に家造りを進めると、絶対に後悔します。

クマは、この様な後悔はしてほしくありません。
なので、少しきつい内容を書いたのですが、皆さんが少しでも興味を持ってくれたら一度クマを訪ねてみてください。

ちょっとこのブログは、ぶつ切りで書いていたのでまとまっていないところもあります。
でもね、お家を建てる方の身の丈に応じたお家でないお家ってのは、絶対に後でしわ寄せがきちゃうんやないかな。

ってことで、今回はここまで。
ほな!また!

小野訓

土地アドバイザー 小野訓

喜々津ホームホームページの「メロンバス亭」の写真を知らない方が見ると「う~ん、一番右の人が社長じゃないん?」といった印象を受けていると思うが、それは極めて惜しい認識だといえる。確かにパッと見では、大半の人が右端のオジサンが社長っぽく映るかも知れない。 が!一番右端の彼は、長崎で一番誠実な不動屋さんとして、その道で知られているクマさんこと小野訓(さとし)である。 彼自身のセルフコントロールにより、四捨五入するとクマのような印象をあえて醸し出しているが、実は飛べるクマなのでもある。その上、彼はお客様視点で仕事ができる人。 もし、あなたがマイホームを建てる前提で、先ず土地探しで頼れる人をお探しなら、飛べるクマである小野訓を訪ねてみることを強くお勧めする。彼ほど何事に対しても真摯な人は、ここ長崎にはそれほどいないはずだ。