喜々津ホーム標準仕様の屋根材① ~陶器瓦~ | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

喜々津ホーム標準仕様の屋根材① ~陶器瓦~

kikitsuHome Diary

皆さん、こんにちは。
涼しくなってきたので、夏眠から目覚めようか迷っているクマです。

今回のブログは、屋根材についてお伝えしようかと思います。
喜々津ホームで標準としている材料を中心にお伝えしますね。

ちなみに、喜々津ホームには三つの標準仕様があるんですよ。
うらら = Basic
かすみ = Standard
はくろ = Premium
これを標準(基本)として、色々付け加えたり変更したりして、お家の仕様を完成させていきます。

この標準仕様三兄弟については、田﨑さんがわかりやすくブログにまとめてくれています。

陶器瓦

喜々津ホームの三つある仕様の中で「かすみ」「はくろ」に標準になっている屋根材が陶器瓦です。

ちなみに↑のクマさんは自作陶器製です。

陶器瓦っていうのは、読んで字のごとく陶器でできた瓦のことで、粘土を成型して釉薬で色柄を付けたものを窯で焼き上げた瓦のことをいいます。

粘土瓦とか日本瓦って呼ぶ人もいらっしゃいますが、粘土瓦の一種に陶器瓦や日本瓦ってのがあって、日本瓦ってのは陶器瓦と少し違った製造方法で造られる粘土瓦のことをいいます。

瓦って聞くと、和風のお家にしか似合わないイメージがあるかもしれませんが、そんなことないんですよ。
実際に、ヨーロッパの建物なんかも同じような製法の瓦が使用されています。
ただ、日本の瓦とヨーロッパの瓦は形状が違うんですね。

形状

陶器瓦には、主に三種類の形状があります。
和型(J型)=純和風
平板型(F型)=和風モダンや洋風
スパニッシュ型(S型)=洋風
こんな感じですね。

和型(J型)は純和風のお家に、スパニッシュ型(S型)は洋風なお家にしか似合わない!
ってなことは無くて、一般的感覚で分けるとこんな感じになります。

長崎市内の古くからある洋館なんかは日本瓦で建てられていますが、それはそれでカッコイイ建物になってますよね。
この辺のことは、建物外観デザインセンスによるところが大きいと思います。

メリット

陶器瓦の最大のメリットは、何といっても半永久的な耐久性です。

例えば、遺跡から陶器茶碗なんかが掘り起こされていますが、白いものは白いままで、形状もほぼ変化はありませんね。
外圧がかかることによって割れていることはありますが、基本的に完成時の状態を保っています。
古伊万里なんかがそれに当たりますね。

製造方法が基本的に同じなので、陶器瓦も半永久的に耐久性を持ち合わせていることがお判りになると思います。

つまり、メリットはメンテナンスフリー!

あまり知られていませんが、他の屋根材と比べると断熱性能や遮音性能も高くなります。

デメリット

陶器瓦の最大のデメリットは、重さと言われています。
確かに陶器瓦は、他の軽い屋根材と比べると非常に重い屋根材に属します。

お家の頭が重いことで、地震の際の建物バランスが悪くなるから地震に弱い。
ってことが理由なんですね。
赤ちゃんが頭が重くてバランスが悪く、よくこけるのと一緒です。

でもね、最近のお家は、耐震性を高めるために様々な方法がとられているので、現在のお家では陶器瓦だから地震に弱い!
とは言えません。
赤ちゃんの頭が重くても、体がしっかりしていればこけません!
ってことなんです。
(ちょっと、わかりにくいか?)

なので、やっぱり最大のデメリットは費用ではないでしょうか。
陶器瓦で仕上げると、一般的に他の屋根材で仕上げるより高額になるといわれています。
様々な条件で変わるんだけど。

でも、安くない屋根材であることは間違いないですね。
つまり、これが最大のデメリット!

もちろんそれだけではなく、台風時の飛散や割れによる落下問題もデメリットです。

まとめ

喜々津ホーム仕様三兄弟の「かすみ」「はくろ」の標準である陶器瓦。
大きなメリットは、メンテナンスフリー!
大きなデメリットは、初期費用が高い!
ってことになります。

メンテナンスフリーってことは、メンテナンス費用がいらないってことです。
(まったくいらないって訳じゃないよ。)
で、デメリットは初期費用が高いってことなんですが………

つまり、陶器瓦を選ぶことで、不利に働く要素は少ないってことが結論です。

ってことで、ほな!また!

標準仕様の屋根材②~リッジウェイ~

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