上手なインテリアの秘密は「木視率」だった!
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居心地のいい空間
居心地のいい空間づくりに必要な要素は、
思い当たるだけでもたくさんあるかと思います。
しかし、今回お伝えする家づくりの内容は、
「視覚」が与える影響について!
普段何気なく過ごしていて意外と気づかない要素が、
実は大事なポイントだということをお伝えします。
木造住宅のお家
木には、リラックス効果があって、
見るとストレスが減ったり
元気が湧いてくるそうです。
忙しい仕事から帰る場所が
リラックスできる家であれば、
毎日が嬉しいですよね。
木造住宅は、そういうのも強みであったりします。
木材を使ってるのに、リラックスできない家!?
では、
上部3種類の画像のうち、
心地よい空間ってどれだと思いますか?
見える木材の量が違います!
もちろん、木が見える部屋が落ち着くのではないでしょうか。
では、例えば一番左の部屋で生活をするとして、
いざ実際生活してみると木の主張がうるさくて、
落ち着かなくなる方も少なくありません。
(もちろん落ち着く方もいるかと思いますが…)
部屋の全面積を100%として、およそ
床面20%:壁面60%:天井面20%
の割合で分けられます。
実は、落ち着く空間としてあげられる木の量は、
部屋全体の面積において
「20~40%」とされています!
(画像のうち、真ん中くらいの量)
木の見える割合を「木視率」と言います。
木視率30%前後で部屋を構成していくと、
失敗しにくく、リラックスできる空間が出来上がっていきますよ!
ただ割合を気にすればいいわけではありません!
木視率で更に大事なポイントは、
「木の色」をそろえることです。
使う木の色がバラバラであっても、
バランスは崩れがちです。
上部2種類の写真はいかがでしょうか?
木の見える割合は一緒ですが、
なんとなく統一感が薄れているように感じるのが左側ではないでしょうか。
美容室でカラーを施術する際、色見本を見ると思いますが、
茶色系統でもナチュラルブラウン系・イエロー系・レッド系・アッシュ系などなど…
同じ茶色でも分化されますよね。
木も一緒で、色々な色分けができます。
色の微妙な具合(系統)を揃えるだけでも、
視覚的にやさしく、バランスの取れた空間に仕上がりやすいですよ。
ポイントとして、木の色は2色程をおすすめします♪
木視率をぜひ活かしてみてください!
木の見える部分の量・色のバランスについて、
普段過ごしていてなかなか意識してこなかった部分だと思います。
ぜひこれを機に、
木視率を意識するようにされてみてください。
家づくりがさらに楽しくなると思います(*^^*)