Kikitsu Home’s History 長崎で地域密着型の工務店が誕生するまでvol.02
トピックス項目
喜々津ホームと社長の歴史、つづきです…
社長の子ども時代の秘蔵写真を、また公開出来てよかった!
遠慮して「子どもの頃の写真があったら、1枚貸してください」とお願いすると、5枚も探し出してきてくださったので(^O^)/
前回のブログで、子どもの頃の話は終わってますが…
今回のブログも社長へのインタビュー形式で。ちょっと長いです!
喜々津ホームの歴史から、社長や喜々津ホームが大事にしていること、家づくりに対する思いなど、伝えたいことがいっぱいなので!
『木の良さ』を考えた家づくり
自社で設計までできる環境にとの思いと、父を超えるべく、24歳で2級建築士の資格を取得。
資格を取ってから、最初に設計をさせていただいたお宅のことは、今でもよく覚えています。
当時は、設計・営業・現場管理・職人、工務店が関わるすべての業務をしていて、それがカタチになって。。。お客様も気に入ってくださってというのは、とてもうれしく、やりがいがありました。
昔は合板などなかったので、自然素材を使った家づくりが当然。
父の時代から木を使った家づくりを当たり前のようにやってきたので、その時も、自然素材を生かした家づくりをご提案させていただきました。
そして、先代からの「自然素材を生かした家づくり」が、今も受け継がれています。
2000年、喜々津ホーム設立
1級建築士を取得後、喜々津ガラスアルミセンターの建築部門を法人化し、「喜々津ホーム」設立。
現場で修業して、建築士の資格を取って、家づくりの実務流行ってきたんですが、
経営のことを全く知らなかったので、そこで、経営の難しさを痛感…。
大変というか、勉強しなくちゃいけないところでしたね。
そして、設立当初は新築棟数が少なかったので、下請けの仕事もさせていただいてました。
その頃は、毎年台風の被害に見舞われたりして、とても忙しかったんです。とにかく仕事があるから、一生懸命こなしていくというようなことを何年かやっていました。
「喜んでいただきたい」
しかし、自分たちで設計から施工まで携わらせていただいて新築のお家を手掛けていく、
お客様と直接お話しながら家づくりを進めていく、
そしてお客様に喜んでいただく、
そんな仕事をやっていきたいと強く思うようになったんです。
そのため、新築もしくはリフォームにしぼって、今までやらせていただいてた下請けをお断りしたりもしました。
ただ、ここで、また大きな問題があって…
営業的なことは全く勉強していなかったですし、
喜々津ホームのことをお客様に知っていただく手段が全然わからなかったんです。
いろいろ勉強して、いろいろやりましたが、なかなか成果が出なくて本当にうまくいきませんでした。
本当のスタートライン
新築の受注がほとんどなくて、かろうじてリフォームで生き延びていたような苦しい時期に巡り合った、
かけがえのないお客様がいらっしゃいます。
そのお客様から、”どんな考えで家づくりをしているのか、どんなことを大事にしているのか”ということを尋ねられたんです…
家の工法とか、設計とか、仕様とかも、もちろん大事。
でも、そこの会社や社長がどんな考えで家づくりをしているのかということのほうが大事なのかな、というふうにそのお客様に教えていただいたんです。
そこから、僕たちはお客様に共感していただけるような目線になれるように努力してきました。
自分たちのスタイル
今まで学ばせていただいたことは、忠実に守っていくようにしています。
その一つに、こちらからお客様に強引にアプローチしないということがあります。
お客様目線で考えたときに、お客様は一つひとつ検討しながら家づくりを進めていかれると思うので、まだお客様が自分たちの中で答えを出していない、まとまっていないというような状態の時に無理矢理、話を進めていくことはしたくないと思っています。
お客様のスピードで
現状、お客様のスピードに合わせて、不安を解消していきながら家づくりを進めさせていただいています。
それが多分、お客様にとっていちばん失敗しない家づくりになると思っています。
家を建ててから、ご家族全員にこの家でよかったねって言っていただける、満足していただけるようにと思って、そういうスタイルで進めさせていただいています。
だから、たとえば、すぐにプランをというお客様もいらっしゃるんですがすぐにプランをお描きすることはできないんですよ。
家づくりの順番を理解していただいて、確認していただいて、そこからプランをつくらせていただいたりしています。
満足度を高めて
僕たちがとても大事にしているのは、満足度です。どれだけ満足度の高い家づくりをご提供できるかというところだと思っています。また、喜々津ホームの家づくりは、大体1年ぐらいかけていろんなことをお話しながら進めさせていただいています。
せっかくなので、家づくりの過程も楽しんでいただきたいと思っています。
喜びと幸せを
僕たち自身もずっと成長しているというか、まだまだ発展途上なのですが、へんにそこを隠したり、背伸びするということはせずに、等身大の今の自分たちをちゃんと見ていただきながらとは思っています。
いつも、お客様にもっと喜んでもらうこと、幸せになってもらうことを思いながら、
日々、真剣に家づくりと向き合っています。
せっかくの機会なので、最後にもう一枚!
ん?
なぜ、同じ人物を合成してあるのかは謎ですが…
現在も、社長のこの笑顔は変わりませんね~☆