1階子ども部屋のメリット
トピックス項目
- > なぜ2階?
- > 2階の子ども部屋のメリット
皆さん、こんにちは。
先日、お買い物ついでに大量のアイスクリームを購入したのですが、昨日、冷凍庫を確認すると冷凍餃子のみ…
クマの、ピノはどこへ行ったのでしょう?
という疑問を抱えたまま、日常を過ごしている関西弁のクマです。
さて、今回のブログは子ども部屋についてお伝えしたいと思います。
今までも、ちょこちょことブログに書いてたんやけど、先日の完成見学会を開催させて頂いた際に、OB様から「わかる!」ってお声を頂いたので、調子に乗ってまとめちゃいます。
なぜ2階?
現在、お家は2階建てということが常識になっていますが、クマは平屋建てを基本に考えるべきだと思っています。
敷地や家族構成により、必ず平家にする。ってことはできませんが…
そして、2階建てのプランをみると、ほぼ全てのプランが子供部屋を2階に配置しています。
変な常識です。
クマは1階に子ども部屋は配置するべきだと思っています。
当然ですが、平屋建てやと1階に子ども部屋はできるけど、2階建ての時には考える必要がでてきます。
何度も書きますが、当然ながら敷地や家族構成、予算などの関係上で、1階に子ども部屋を持ってこれないことは多くあります。
でもね、子ども部屋は2階。
といった、凝り固まった思考はないでしょうか?
2階の子ども部屋のメリット
子ども部屋が2階にある時のメリットを考えてみましょう。
お子様が一人になりたい時(思春期なんかがそれにあたりますね)に、お子様のプライバシーの確保が容易になります。
1階に子ども部屋があると、どうしてもご両親の気配を感じることになりますので、2階に子ども部屋があった方がメリットがあると思えます。
次は生活音でしょうか。
お子様の部屋がリビングに隣接していると、お子様が就寝した後、起こさないように気を使いながら生活をしないといけませんね。
基本的にお子様の方が早く寝るでしょうから。
あと…あります?
1階の子ども部屋のメリット①
今度は、子ども部屋が1階にある時のメリットを考えてみましょう。
まず、リビングが片付きます。
リビングダイニングに散乱している荷物の多くは、お子様の物ではないでしょうか?
ほぼ間違いなく、お子様たちは、わざわざ2階に上がり荷物を片付けようなどとは考えません。
パジャマやおもちゃ、ゲームに学校の道具など、お子様にとって常時必要な物は、近くに置いておきたいので、リビングに置くことになります。
結果的にリビングに物が溢れ、キレイに片付かないことになります。
そうすると、掃除もしにくくなり、さらに拍車がかかります。
で、人が歩く場所にも物が置かれることになり、怒りたくもないのにお子様を叱らないといけない状況が発生します。
最悪ですよね。
もし、お子様が小さいのであれば尚更です。
小さなお子様は、可愛い怪獣の様に荷物を散乱させていきます。
それが、リビングで行われるから問題なのであって、お子様の部屋であれば問題ない訳ですね。
つまり、子ども部屋はお子様たちのリビングになる訳です。
1階の子ども部屋のメリット②
よくお聞きするのですが「1階に和室を」と。
来客があった際に…
親御様がお泊りに来た際に…
といった理由が多いのですが、いります?
例えば、1階に和室を造る費用は、概算ですが250万円以上かかることになります。
年に数回くる来客のために、この金額を支払います?
上に書いたように、お子様の部屋が1階にあると、リビングは片付くことになります。
そうすると、リビングで来客を迎えればいいのではないでしょうか?
親御様がお泊りになる。
お子様が小さいうちは、おじいちゃん、おばあちゃん達も泊りに来ることも多いと思います。
その時には、子ども部屋を利用すればいい訳です。
お子様は小さいのですから、ほぼ間違いなくご両親と一緒に就寝することが多いですよね。
お子様の部屋には、主がいないわけです。
お子様がプライベートを必要とする年齢の頃には、友人と遊び、クラブ活動が始まり、塾にも通い出しているかもしれません。
そうすると、親御様もお家に来る数は減ることになりますね。
1階の子ども部屋のメリット③
リビングに居ながらも、お子様の気配を感じながら、または、姿を見ながら過ごせることもメリットですね。
お子様が小さいうちに、2階の子供部屋で遊ばせていると、何があるかわかりません。
お子様は好奇心旺盛で、危険なことを好みます。
でも、リビングから目が届けば安心ですね。
お子様のお友達が来て遊んでいても、リビングでママ友さんとコーヒーを飲みながら過ごせるわけです。
1階の子ども部屋のメリット④
老後が安心です。
というのも、現在は健康的な方も、必ず年を重ねることになります。
そうすると、階段がつらくなるのは目に見えていますね。
ご自身達が年を重ねると同時に、お子様も成長します。
お子様が独立された時には、子ども部屋は「何でもルーム」に変身するんです。
洗濯物干し場、物置、趣味の部屋など、なんにでも使用することができます。
2階に子ども部屋があると、階段がつらく使用することは一気に減ります。
掃除も苦になり、何日も2階へ行かないことが増えます。
でも、固定資産税は払い続けないといけませんし、もし不具合があれば修繕も必要になってきます。
結果、費用を支払い2階を壊す「減築」という工事を選択される方も非常に多くなっています。
尚且つ、減築工事ついでに1階部分に一部屋増築という工事が、都市圏では増えています。
先程も書きましたが、和室を1階に増築するのに250万円以上かかるでしょう。
また、減築費用は増築費用よりも高額で、軽く500万円はかかると思います。
つまり、2階建てのお家を平家に改造するために、750万円以上支払わないといけなくなるんですね。
無駄でしょ?
まとめ
1階にお子様の部屋を配置した場合。
という観点でお伝えしました。
何度も書きますが、当然、全ての皆様に当てはまるとは言いません。
でもね、子ども部屋は2階。
っていう、変な常識は捨てて考えてもいいのでしょうか。
お家は一度建ててしまうと、そう簡単に変更はできません。
それだけに未来の事を考えつつ、現状のコストなどとの折り合いをつけていかないといけません。
そのために、資金計画を行い、間取り打合せをするんですね。
クマは、正直言って「クロスが…」「照明が…」ってことは、二の次だと思っています。
もちろん、素敵なお家にするために一緒に努力することに変わりはありませんが、表面上よりも大切なことがあることお伝えしたいと思っています。
住宅ローンは35年で完済するかもしれませんが、お家はその後も快適に過ごせなくてはいけません。
未来創造であるお家造りをクマと一緒に考えましょう。
ってことで、今回は、ここまで!
ほな!また!