キッチン横が洗面脱衣室やと洗濯動線が良い? | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

キッチン横が洗面脱衣室やと洗濯動線が良い?

kikitsuHome Diary

皆さん、こんにちは。
奥様がPS4のゲームにかじりついているので、テレビすら見ることができない関西弁のクマです。
PS4用のモニターも、別にあるんやけど…

さて、今回のブログは、お家のお洗濯を中心にお家造りを考えてみたいと思います。

家事の負担

ご主人はお仕事だけを頑張って、お家の事は奥様に任せっきり。
なんてご家族は、少なくなってきているのではないでしょうか?
共働きのご夫婦が増え、仕事も家事もご夫婦共に頑張るというスタイルに変わっていると思います。

そこから考えると、お家で家事の負担(時間)を少なくすることが、ご家族の穏やかな時間を作ることになりまね。
ってことは、家事への負担を減らすお家造りが必要ってことです。

でも、お家造りで、家事への負担を減らすことってできるのでしょうか?

洗濯動線

家事動線っていうのは、家事を行う際に動く道筋の事です。
一般的にキッチンと洗面脱衣室(洗濯機がある部屋)が近いと、「家事(洗濯)動線がいい!」って言ったりします。
というか、言い切っている方も多く存在します。

クマは昔から不思議だったのですが、これ家事(洗濯)動線がいいですか?
これで洗濯の負担が減る?
確かにキッチンでお料理して洗濯はできるけど、洗濯機って最近はボタン一つで動きません?

そんなことよりも洗濯した後、干す場所への移動や干した後の収納を考えるのが、洗濯動線を考える。
ってことやないのかな?

このことを家造りに活かそうと考えると、どこで洗濯物は干すのか?
収納はタオルと衣類は別場所?
なんてことを考えないといけません。

つまり、
洗濯 → 干す → 取込 → たたむ → 収納
までが、洗濯動線です。
ここまで考えて初めて洗濯動線の良し悪しが決まります。

一つの考え方

上の洗濯動線を考える時、一連の動線をどれだけ短くできるかが問題です。

洗濯が基本ですから、洗濯機がある場所を中心とします。
多くの場合は浴室隣の洗面脱衣室に洗濯機を置くことになりますね。
これは理にかなっています。
お風呂に入る時に汚れた衣類をそのまま洗濯機へダイブ!
ってすれば、洗濯機スペースが脱衣室を兼ねます。

尚且つ、その場所で干すことができれば最高!
ってことで、室内干しを検討されている方は、洗面脱衣室を少し広めにとり、洗濯物干しを設置することをお勧めします。
最近は浴室に洗濯物を干せるように、浴室乾燥機なんてのもありますね。
これで、洗面脱衣室が脱衣室・洗濯ルーム・物干しを兼ねます。

そして、最後の収納ですが、これも少し広めの洗面脱衣室の中に棚を作ります。
棚は上下稼働できるものとし、奥行きは45㎝以下で大丈夫。
そこに、タオル類や下着類などを収納しちゃいます。
下着類が外に出っぱなしが嫌であれば、収納ボックスを利用しましょう。
これで、洗面脱衣室が脱衣室・洗濯ルーム・物干し・ミニ収納を兼ねることになります。

どうでしょう?
条件としては室内干しになっちゃいますが、洗面脱衣室を少し広く考えるだけで洗濯動線はめっちゃ短くなりませんか?

兼ねる

クマは昔から家造りにおいて「兼ねる」っていう発想は、とても重要だと考えています。
今回のブログでは、ちょこっとした例として洗濯動線を考えてみましたが、これで家事の負担が減ることになりますね。

そして、もう一つの大きな利点として、お家を建てる金額が下がることになります。

今回の例では、洗面脱衣室が洗面脱衣室としての機能はもちろんのこと、バルコニーとなり、小さな収納となります。
ってことは、バルコニーは不要、クローゼットは小さくて大丈夫ってことになりますね。
また、忘れがちですが、洗濯動線を行き来する「廊下」も不要になります。

つまり、必要以上に大きな(広い)お家である必要がなくなるわけです。
これは、お家を小さくすることに繋がり、新築工事金額を大きく下げることになります。

どうでしょうか?
洗濯動線が短くなることで、家事の負担が減り、尚且つ、新築工事金額が安くなります。

まとめ

「兼ねる」発想は、どの部屋でも可能だと思います。

例えば、お子様の部屋です。
お子様が小さいうちは、お子様の部屋というのは、ほとんど機能しませんね。
お父さんお母さんと一緒にリビングで過ごすことが多いと思います。
寝る時も、お父さんお母さんと一緒。
であれば、お子様が小さなうちは、お子様の部屋を「客間」や「ウォークインクローゼット」として「兼ねる」ことを考えることができます。

こんな感じで、「兼ねる」ことを考えながら家造りをしていくと、結果的に家事の負担や建設費用負担を減らすことだってできるんです。

こんな感じの考え方はいかが?

ってことで、今回はここまで!
ほな!また!