地震に強いお家の三つのこと | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

地震に強いお家の三つのこと

kikitsuHome Diary

最近多い気が…

皆さん、こんにちは。
最近、色んなことをやって忙しくしているクマ(?)です。
本来ならば、冬眠ならぬ夏眠をしようと思ってたのですが…

ところで、最近、地震が多く発生しているように感じませんか?
私だけでしょうか?

TVでお家が倒壊している映像なんかを見ると、とっても怖いですね。
本来お家ってのは、人を守るためにあるのに…

そこで今回は、地震に強いお家の三つのことをお伝えしちゃいましょう。

一、壁のバランス

まず一つ目が、壁のバランスです。
壁のバランスってのは、お家のどこに壁があるかってことです。
簡単に言うとね。

例えば、古いお家になればなるほど、南側には壁が少なく大きな開口部(窓)が設けてあります。
これは、当然、日差しをお部屋に取り込もうと考えてのことですね。
そして、反対の北側は、開口部はほとんどなく壁だらけってなってます。
これだけを考えても、壁のバランスが悪いことがわかりますよね。

これが地震の時どのような働きをするかというと
壁の多い北側は地震に強くガッチリしていて、反対の南側は壁がないので地震に弱くフニャフニャした感じになります。
つまり、同じお家に強い所と弱い所ができちゃうわけですね。

こんな風に、強い所と弱い所が混在すると、お家がねじられることになるんです。
そして、最悪の場合、お家の倒壊ってことになっちゃいます。

二、土台や柱

壁のバランスと同じく柱の配置バランスも当然重要です。
でも、ここでいう柱や土台ってのは、構造体ってことですね。
構造体ってのは、お家の骨組みのことです。

この構造体を粗末品や強度が弱い木材を使ったり、シロアリの被害にあって強度が落ちてしまうと…
誰でもわかりますね。
そんな状態の時に、地震なんかが来ちゃったら…

三、重い屋根(瓦)

瓦が悪いと言ってるわけではないですよ。
一般的に重い屋根材と言えば瓦葺ってことになります。

重い屋根のお家は、頭の重い赤ちゃんのようにフラフラしてバランスがとりにくくなるんです。
地震に強いお家ってことだけで考えれば、重い瓦は不利ってことになりますね。

ちなみに軽い屋根材で屋根を作っても、太陽光パネルを載せると重くなっちゃいますね。
なので、古いお家に太陽光発電を導入する時は、ちょっと注意が必要です。

変な言い方だけど…

どうでしょう?
三つとも当たり前のことですよね。
なので、壁や柱のバランス・屋根の重さが関係することは、建築基準法でも色々と決められています。

でも、建築基準法ってのは文字通り「基準」です。

より安全にお家を建てるには、やっぱりお家造りのプロとしっかり話し合わないとダメですね。