諌早市リノベモデル完成まで第5話_本村さんと北さん_ | 注文住宅・新築・リノベーションなら喜々津ホーム 諫早市・大村市・長崎市のこだわり工務店

諌早市リノベモデル完成まで第5話_本村さんと北さん_

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一人で黙々と作業…

11月22日 リノベモデルでは根太(ねだ)組みを行っていました。

広報チームが現場に行った時間は、北さんは別の現場で作業をしていて、リノベモデルでは本村大工が1人で作業をしておられました。

 

ファインダー越しの職人技に見惚れる

本村大工は木材を担ぎ、根太や大引きの上をスイスイと移動していました。
地下足袋がカッコイイですね!

巻き尺でサッと寸法を測り、耳に挟んだ鉛筆を取り出しサッと線を引き、電ノコでシャーッとカットして、根太を並べ、体重をかけながらインパクトドライバーでドガガガガガーッと根太を固定していきました。

素早く流れるように黙々と黙々と繰り返し作業を進めていました。

根太に打ち込まれた釘

田川さんが根太の側面に等間隔に何本も打ち込まれた釘を発見。
「コレは何ですか?」

本村大工「コレは、よっちゃん(北さん)が断熱材を固定するために釘を打ったんだけど…」

手間がかかるけど、他の部分がもっと良い物になれば…

床の断熱材はスタイロフォームという押出法ポリスチレンフォームのボード(固い発泡スチロールのような板といえばなんとなく伝わるでしょうか?)を根太と根太の間に敷き詰めていきます。

通常はZピンという専用金具を根太に固定し、Zピンの折り返した針の部分に断熱材をはめ込みながら固定するのですが、
このZピンの代わりに余った釘を使い断熱材を固定していくそうです。
(断熱材の敷設作業は、隙間なく断熱材を敷き詰めることが重要で、構造的な強度には全く影響がない部分ですからご安心を)
手間がかかるけど、少しでもZピン代を浮かして、その分他の部分に費用を充てることができれば、造作棚を1つでも増やすことができればという北さんの心遣いなのです。
泣けます。
普段からどんぶり勘定&手抜きの主婦業をしている私はとても心が痛くなりました。

第6話も喜々津ホームの大工さんの職人技をお伝えします。
お楽しみに♪